身体の痛み・育児による疲れを改善する

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鍼灸治療院コラム

2026/05/13
院長コラム
【ストレスによる胃の不調と自律神経の関係】

「最近、胃が重い」「食欲がわかない」「胃痛が続いているのに検査では異常がない」――このような胃の不調に悩まされていませんか?

5月は新生活の疲れや気温差、環境の変化によるストレスが蓄積しやすい時期です。
特にこの時期は、自律神経のバランスが乱れやすく、胃腸の不調を訴える方が増える傾向があります。



胃は精神的ストレスの影響を非常に受けやすい臓器です。
人は強い緊張や不安を感じると、自律神経のうち「交感神経」が優位になります。
交感神経が過剰に働くと、胃腸の働きが低下し、胃酸の分泌バランスが崩れたり、胃の血流が悪くなったりすることで、胃痛や胃もたれ、吐き気などの症状が起こりやすくなります。

反対に、リラックスしている時に優位になる「副交感神経」は、胃腸の消化吸収を助ける働きをしています。
しかし、ストレス状態が長く続くことで副交感神経の働きが低下すると、胃腸が正常に働きにくくなり、慢性的な不調につながる場合があります。

特に5月は「五月病」と呼ばれるように、心身の疲労が表面化しやすい季節です。
新年度から無理を続けてきた方ほど、胃の不調としてサインが現れることがあります。
朝は食欲がない、食後に胃が張る、緊張すると胃が痛むなどの症状は、自律神経の乱れが関係している可能性があります。

また、自律神経の乱れは睡眠の質にも影響します。
眠りが浅くなることで疲労回復が十分にできず、さらにストレスを感じやすくなるという悪循環に陥ることも少なくありません。
胃の不調だけでなく、肩こりや頭痛、倦怠感などを同時に感じている場合は、身体全体のバランスが崩れているサインかもしれません。

このような時期には、生活習慣を整えることが重要です。
暴飲暴食を避け、消化に優しい食事を意識することはもちろん、スマートフォンやパソコンを見る時間を減らし、心身をリラックスさせる時間を作ることも大切です。
ぬるめのお風呂にゆっくり入る、深呼吸をする、睡眠時間を確保するなど、日常の小さな積み重ねが自律神経を整える助けになります。



東戸塚鍼灸治療院では、ストレスによる身体の緊張や自律神経の乱れによる不調に対して、一人ひとりの状態に合わせた施術を行っています。
胃の不快感は、単なる食べ過ぎだけではなく、心身の疲労が影響しているケースも少なくありません。

「病院では異常がないと言われたけれど不調が続く」「ストレスを感じると胃が痛くなる」という方は、我慢せず早めのケアを心がけましょう。
5月の不調を放置せず、自律神経を整えながら快適な毎日を目指していきましょう。

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