身体の痛み・育児による疲れを改善する

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鍼灸治療院コラム

2026/01/11
院長コラム
【腰痛が悪化しやすい冬の生活習慣とは?】

冬になると「腰の痛みが強くなった」「朝起きると腰が固まって動きづらい」と感じる方が増えてきます。
実は冬は、一年の中でも特に腰痛が悪化しやすい季節です。
その背景には、寒さによる身体の変化と、冬特有の生活習慣が深く関係しています。


まず大きな要因となるのが冷えです。
気温が下がると体は熱を逃がさないように血管を収縮させます。
その結果、腰まわりの血流が低下し、筋肉が硬くなりやすくなります。
筋肉が緊張した状態が続くと、腰への負担が増え、慢性的な腰痛やぎっくり腰のリスクが高まります。
特に暖房の効いた室内と寒い屋外を行き来する生活は、体温調節がうまくいかず、腰の冷えを招きやすくなります。


次に注意したいのが運動不足です。
寒い冬は外出の機会が減り、身体を動かす量が自然と少なくなります。
すると筋力や柔軟性が低下し、腰を支える力が弱まってしまいます。
デスクワークやスマートフォンの使用時間が長い方は、長時間同じ姿勢が続くことで腰への負担がさらに増え、痛みを感じやすくなります。


また、姿勢の乱れも冬の腰痛悪化につながります。
寒さを感じると、無意識に背中を丸めたり、肩をすくめたりする姿勢になりがちです。
このような姿勢は腰椎に余計なストレスをかけ、腰痛を引き起こす原因となります。
特にこたつやソファで長時間過ごす習慣は、骨盤が後ろに倒れやすく、腰への負担が大きくなるため注意が必要です。


さらに、睡眠環境の影響も見逃せません。
冬は寝ている間に腰が冷えやすく、朝起きたときに痛みや違和感を感じる方が多くなります。
薄着や掛け布団の不足、床からの冷気などが重なると、睡眠中に腰が冷やされ、回復しきれないまま朝を迎えてしまいます。


このように、冬の腰痛は寒さだけでなく、日々の生活習慣が大きく関係しています。
冷え対策を意識し、無理のない範囲で身体を動かし、正しい姿勢を心がけることが
腰痛予防の第一歩です。

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