身体の痛み・育児による疲れを改善する

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鍼灸治療院コラム

2026/01/10
院長コラム
【冷えからくる頭痛を和らげるセルフケア法】

寒さが本格化する1月は、「冷え」が原因となる頭痛に悩まされる方が増える時期です。
特にデスクワークが多い方や、エアコンの効いた室内で長時間過ごす方は、体が冷えやすく、血行不良による頭痛を感じやすくなります。
今回は、冷えからくる頭痛の特徴と、自宅でできるセルフケア法についてご紹介します。


冷えによる頭痛の大きな原因は、体温低下によって血管が収縮し、頭部や首・肩周辺の血流が悪くなることです。
血流が滞ると、筋肉が緊張し、ズーンと重い痛みや締め付けられるような頭痛が起こりやすくなります。
また、冷えは自律神経のバランスも乱しやすく、頭痛だけでなく、肩こりや倦怠感、睡眠の質の低下を引き起こすこともあります。


まず意識したいセルフケアは「首・肩・お腹を冷やさない」ことです。
特に首元は太い血管が通っているため、冷えると全身の血流に影響します。
外出時はマフラーやストールを活用し、室内でも首元が冷えない服装を心がけましょう。
また、お腹や腰回りを温めることで内臓の血流が良くなり、全身が温まりやすくなります。


次におすすめなのが、入浴習慣の見直しです。
シャワーだけで済ませず、38~40度程度のぬるめのお湯にゆっくり浸かることで、体の芯から温まり、筋肉の緊張が和らぎます。
入浴後は血行が良くなり、冷えによる頭痛の予防にもつながります。
就寝の1~2時間前に入浴すると、睡眠の質向上も期待できます。


さらに、日常生活での軽い運動やストレッチも効果的です。
首や肩をゆっくり回したり、肩甲骨を動かす体操を行うことで、血流が促され、頭痛の軽減につながります。
長時間同じ姿勢を続けないよう、1時間に1回は立ち上がって体を動かすことを意識しましょう。


食事面では、体を内側から温めることが大切です。
温かいスープや鍋料理、根菜類を積極的に取り入れることで、冷えにくい体づくりをサポートします。
冷たい飲み物の摂りすぎには注意し、常温や温かい飲み物を選ぶのもポイントです。


冷えからくる頭痛は、日々のセルフケアの積み重ねで予防・緩和が可能です。
それでも頭痛が続く場合や、慢性的に悩まされている場合は、体のバランスや血流、自律神経の状態を整える専門的なケアを取り入れることも一つの選択肢です。
寒い冬を快適に過ごすためにも、冷え対策を意識した生活習慣を心がけていきましょう。

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