身体の痛み・育児による疲れを改善する

column

鍼灸治療院コラム

2025/12/06
院長コラム
【寝不足・冷えからくる頭痛を和らげるためにできること】

12月に入り、急に気温が下がることで身体が冷えやすくなり、寝不足が重なると頭痛が起こりやすくなります。
特に冬は血流が滞りやすく、自律神経のバランスも乱れがちです。
その結果、首や肩に力が入り頭が締めつけられるような痛みを感じる方が増えます。
ここでは、寝不足と冷えが原因の頭痛を和らげるために、今日から取り入れやすいセルフケアをご紹介します。


まず大切なのは、体をしっかり温めて血流を改善することです。
首元・肩まわりが冷えると筋肉が硬くなり、頭痛の悪化につながります。
日中はマフラーやネックウォーマーを活用し、就寝前はシャワーだけで済ませず、ぬるめのお湯で湯船につかることがおすすめです。
体が芯から温まることで緊張がゆるみ、眠りの質も向上します。


また、冬は睡眠のリズムが乱れやすいため、寝る前の環境づくりも重要です。
寝不足が続くと脳が過敏になり、軽い冷えや疲労でも頭痛が起こりやすくなります。
寝室はできるだけ暖かく保ち、スマホやPCの使用は就寝1時間前までに控えると、自然に副交感神経が優位になり睡眠が深まりやすくなります。


さらに、冬は水分不足にも要注意です。喉が乾きにくいため気づきにくいのですが、体内の水分が減ると血液がドロッとし、頭痛につながることがあります。
常温の水や白湯をこまめに飲むことで体が温まり、血流もスムーズになります。


それでも頭痛が続く場合は、身体のバランスが大きく乱れているサインかもしれません。
東戸塚鍼灸治療院では、自律神経の整え方や生活習慣の改善ポイントを含め、身体全体をみながら頭痛のケアを行っています。
冬のつらい頭痛を放置せず、早めに対策をして快適な毎日を過ごしましょう。

一覧に戻る