身体の痛み・育児による疲れを改善する

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鍼灸治療院コラム

2025/12/04
院長コラム
【冷えからくる肩こり・首こりの原因と対策】

12月に入り、気温がぐっと下がると「肩こりや首こりが悪化する」という声が増えてきます。
実は、冬の冷えは筋肉の緊張を強め、血流を低下させる大きな要因です。
冷えによって筋肉が硬くなると、肩や首まわりの動きが悪くなり、さらに痛みや重だるさが強く感じられます。
特にデスクワークやスマートフォンの使用が多い方は、もともと肩や首の負担が大きいため、寒さによる影響が顕著に出やすい傾向があります。


また、冬は室内外の温度差によって自律神経が乱れやすくなり、身体がうまく体温調節できなくなることもあります。
体が冷えやすくなると血管は収縮し、筋肉に十分な酸素や栄養が届きにくくなります。
その結果、肩こり・首こりが慢性化し、頭痛や集中力の低下などの不調につながることも珍しくありません。


冷えが原因の肩こり・首こりを軽減するためには、まず「体を温める習慣」を取り入れることが大切です。
カイロや温かいシャワーで首や肩を温めると、筋肉がゆるみ血流が改善しやすくなります。
特に入浴は全身を温める効果が高く、15〜20分ほど湯船につかることで、こわばった筋肉が自然と緩んでいきます。


さらに、冬こそ意識したいのが日常の軽い運動です。
肩や首をゆっくり回すストレッチや背中を伸ばす動作を取り入れることで、筋肉の緊張をやわらげ、血流の流れをスムーズに保てます。こまめに姿勢を整えるだけでも冷えによる負担が減り、肩こりの予防につながります。


東戸塚鍼灸治療院では、冬特有の冷えからくる肩こり・首こりに対して、身体全体のバランスや血流を整える施術を行っています。
冷えによって硬くなった筋肉をやわらげ、自然な回復力を引き出すことで、つらいコリの改善を目指します。
寒さで症状が悪化しやすいこの時期、早めのケアが慢性化を防ぐポイントです。
冷えによる肩こりでお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。

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