身体の痛み・育児による疲れを改善する

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鍼灸治療院コラム

2025/10/28
院長コラム
【秋のスポーツで起こりやすい膝痛と予防】

涼しい風が心地よく、体を動かすのに最適な季節――10月は「スポーツの秋」と呼ばれるほど、ランニングやテニス、登山などを楽しむ人が増える時期です。

しかしその一方で、膝の痛みを訴える方が増えるのもこの季節です。
夏場の運動不足や気温の変化による筋肉の硬さが原因となり、運動を再開した途端に膝へ負担がかかってしまうケースが多く見られます。


膝痛の主な原因は、「筋肉のバランスの崩れ」と「関節への負担の蓄積」です。
特に太もも(大腿四頭筋)やふくらはぎの筋肉が硬くなると、膝関節を支える力が低下し、関節に直接ストレスがかかります。
また、ストレッチ不足や準備運動を省くことで、動き始めに筋肉がうまく働かず、痛みや炎症を引き起こすこともあります。


秋は朝晩の冷え込みが強くなるため、体が冷えて筋肉や関節がこわばりやすく、膝痛を悪化させる要因にもなります。
ウォーキングやジョギングの前には軽い屈伸やストレッチで関節を温め、血流を促すことが大切です。


一度痛みが出てしまうと、膝をかばって歩くうちに姿勢のバランスが崩れ、腰や股関節など別の部位にも不調が広がることがあります。
痛みを「そのうち治るだろう」と放置せず、早めにケアすることが長く運動を楽しむためのポイントです。


東戸塚鍼灸治療院では、膝の痛みの原因を丁寧に確認し、筋肉の緊張を和らげ、血流を改善する鍼灸施術を行っています。

鍼の刺激は深部の筋肉にまで届き、関節の動きをスムーズに整える効果が期待できます。
また、膝だけでなく太ももや腰など、関連する筋肉にもアプローチすることで、再発しにくい体づくりを目指します。


ご自宅でのセルフケアとしては、

・運動後の太もも・ふくらはぎのストレッチ

・冷えやすい膝をサポーターや入浴で温める

・階段や坂道での無理な負荷を避ける

といったケアを心がけましょう。特に冷え込みの強い朝晩は、体を温めてから動くことが予防の第一歩です。


「最近、運動を再開したら膝が重い」「階段で違和感を感じる」という方は、早めのメンテナンスがおすすめです。

鍼灸で血流と筋肉のバランスを整え、膝にかかる負担を軽減することで、秋のスポーツを快適に楽しめる体へ導きます。


東戸塚鍼灸治療院では、膝痛のケアだけでなく、全身のバランスを整える施術で、再発しにくい健康な体づくりをサポートしています。

今のうちに体を整えて、スポーツの秋を思い切り楽しみましょう。

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