身体の痛み・育児による疲れを改善する

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鍼灸治療院コラム

2025/10/21
院長コラム
【冷え性がつらい方におすすめの鍼灸ケア】

朝晩の冷え込みが強くなる10月。手足が冷たく、体がなかなか温まらない「冷え性」に悩む方が増えてきます。
特に女性では、足先の冷えや下半身の冷え、さらには肩こり・頭痛・生理痛といった症状を同時に感じる方も多いのではないでしょうか?


冷え性の原因は、単に外気温だけではありません。

実は、血流の悪化や自律神経の乱れが深く関係しています。

冷え性の方は、体が冷えることで血管が収縮し、血液が手足の末端まで行き届きにくくなっています。
その結果、冷えが慢性化し、疲労感や睡眠の質の低下、代謝の低下など、さまざまな体調不良を引き起こすことがあります。


また、ストレスや不規則な生活によって自律神経のバランスが崩れると、体温調節がうまくできず、体が“冷えたまま”の状態に陥ってしまいます。

とくに在宅勤務が続く方や、デスクワークが多い方は、長時間同じ姿勢でいることにより下半身の血流が滞りやすく、冷え性が悪化しやすい環境になりがちです。


このような「冷え体質」を根本から整える方法として注目されているのが、鍼灸によるケアです。

鍼灸では、体のめぐりを整えるように刺激を与え、血流を促進します。さらに、自律神経の働きを整えることで、体温調節機能を高め、体が“自分で温まる力”を取り戻せるようサポートします。

また、リラックス効果も高く、施術後には「体の芯から温まる」「夜ぐっすり眠れるようになった」といった声もよく聞かれます。


ご自宅での冷え対策としては、

・湯船にしっかり浸かる(シャワーだけで済ませない)

・お腹・腰・足首を冷やさないようにする

・冷たい飲み物や食事を控え、常温または温かいものを選ぶ

・軽いストレッチやウォーキングで血流を促す

といった習慣を意識するだけでも、体は徐々に変わっていきます。


「冷え性は体質だから仕方ない」と思われがちですが、日常の積み重ねと適切なケアで、冷えにくい体は作れます。

東戸塚鍼灸治療院では、一人ひとりの冷えのタイプや生活リズムに合わせた鍼灸施術を行い、根本的な体質改善を目指しています。


手足の冷えや体のだるさがつらい方、冷えからくる肩こりや生理痛に悩んでいる方は、ぜひ一度ご相談ください。

この秋、鍼灸で「冷えに負けない体」を一緒につくっていきましょう。

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