身体の痛み・育児による疲れを改善する

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鍼灸治療院コラム

2025/09/30
院長コラム
【季節の変わり目こそ免疫力を高める鍼灸ケア】

秋の訪れとともに、朝晩の冷え込みや日中の寒暖差が大きくなり、体調を崩しやすくなる時期です。
季節の変わり目は、自律神経が乱れやすく、免疫力が低下することで風邪や感染症、アレルギー症状などが出やすくなります。
特に9月から10月は台風や気圧の変化も重なり、体調に不安を抱える方も多いのではないでしょうか。
こうした時期こそ、「免疫力を高めるケア」が大切です。


季節の変わり目に免疫力が落ちる理由


人間の体は、気温・湿度・気圧といった環境の変化に敏感に反応します。
秋は昼夜の温度差が大きく、体温調節を担う自律神経に負担がかかります。
その結果、睡眠の質が低下したり、胃腸の働きが乱れたりしやすくなり、免疫機能も低下してしまいます。
さらに、疲れやストレスが重なると体の防御機能が弱まり、風邪をひきやすい、喉が腫れやすい、肌荒れが出るといった不調につながるのです。



鍼灸で免疫力を整える仕組み


鍼灸は、自律神経や血流のバランスを整えることで、体全体の自然治癒力を高める効果が期待できます。
特に「鍼」はツボを刺激することで血液やリンパの流れを促進し、免疫細胞が活発に働ける環境を整えます。また「お灸」は温熱刺激によって冷えを改善し、体を内側から温めることで免疫力の向上につながります。これらは薬に頼らず、体本来の力を引き出す点が大きな特徴です。



鍼灸でサポートできる具体的な不調


免疫力の低下に伴い、次のような症状が増える時期です。


・風邪をひきやすい


・のどや鼻の違和感


・慢性的な疲労感


・アトピーや湿疹など皮膚症状の悪化


・胃腸の不調(食欲不振・下痢・便秘)


鍼灸では全身の巡りを整えることで、こうした症状をやわらげながら、再発しにくい体づくりを目指していきます。



日常でできる免疫力アップの工夫


鍼灸ケアと合わせて、日常生活で次のような工夫を取り入れるとさらに効果的です。


・規則正しい睡眠を心がける


・栄養バランスの取れた食事(特に発酵食品や旬の野菜)


・軽い運動やストレッチで血流を促す


・入浴で体を温め、リラックスする


・深呼吸や瞑想などでストレスを和らげる


こうした生活習慣を整えることも、免疫力アップには欠かせません。



季節の変わり目は鍼灸で体調管理を


免疫力を高めることは、単に病気を予防するだけでなく、毎日を快適に過ごすためにも重要です。
季節の変わり目にこそ、鍼灸で自律神経を整え、体を本来のバランスに導いてみてはいかがでしょうか。


東戸塚鍼灸治療院では、患者さま一人ひとりの体調や生活習慣に合わせた施術を行い、免疫力アップをサポートしています。
秋の不調を感じやすい方は、ぜひ一度ご相談ください。

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