身体の痛み・育児による疲れを改善する

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鍼灸治療院コラム

2025/09/10
院長コラム
【ストレス性胃痛と鍼灸のつながりについて】

現代社会では、多くの人が仕事や人間関係、生活環境の変化によるストレスを抱えています。
その影響として代表的なのが「ストレス性胃痛」です。
胃の不快感や重さ、痛み、さらには食欲不振や吐き気などの症状が現れると、日常生活の質が低下し、心身に大きな負担を与えます。
特に季節の変わり目である秋口は、自律神経の乱れが起こりやすく、胃のトラブルを訴える方が増える傾向にあります。


ストレスと胃痛の仕組み


人はストレスを受けると、自律神経のバランスが崩れやすくなります。
自律神経は胃や腸の働きをコントロールしているため、過度の緊張や不安が続くと胃酸の分泌が過剰になったり、逆に胃の働きが低下したりするのです
その結果、胃痛や胃もたれ、胸やけといった症状が現れます。
これを繰り返すことで慢性的なストレス性胃痛に発展し、長期的には胃炎や胃潰瘍のリスクにつながることもあります。



セルフケアでできること


まずは生活習慣の見直しが欠かせません。
規則正しい食事を心がけ、暴飲暴食や刺激物の摂取を避けることが基本です。
睡眠不足もストレスと胃痛を悪化させる大きな要因ですので、十分な休養を確保しましょう。
また、軽い運動や深呼吸、趣味の時間を持つなど、自分なりのリラックス方法を取り入れることも効果的です。



鍼灸治療とストレス性胃痛


セルフケアだけでは改善が難しい場合に有効なのが、鍼灸治療です。
鍼灸には、自律神経のバランスを整え、血流を促進する働きがあります。
これにより胃の働きが安定し、ストレスによる緊張が和らぐ効果が期待できます。
特に、首や背中のこりをほぐすことで全身がリラックスし、精神的な落ち着きを取り戻しやすくなります。


東戸塚鍼灸治療院では、ストレス性胃痛の症状や生活習慣を丁寧にカウンセリングし、それぞれに合った施術を行っています。
単に胃の不快感を和らげるだけでなく、心身全体のバランスを整えることを目的としているため、長期的な体調改善につながります。


ストレス性胃痛は、心と体が密接に関わる現代的な不調です。
放置すると慢性化し、生活の質を下げるだけでなく、さらなる病気を引き起こす可能性もあります。
規則正しい生活とセルフケアに加え、鍼灸治療で自律神経を整えることにより、症状の改善と再発予防が期待できます。


東戸塚鍼灸治療院では、ストレスに負けない体づくりをサポートしています。
胃痛にお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。

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