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神奈川県横浜市戸塚区の鍼灸治療院
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9月に入っても、日中はまだ暑さが残るため冷房を使う機会は少なくありません。
しかし、この時期特有の「冷え」と「冷房の使いすぎ」が重なることで、腰痛が悪化しやすくなる点には注意が必要です。
夏の間に冷房で体を冷やし続けていた疲労が、秋口に表面化するケースも多く、慢性的な腰痛やぎっくり腰の引き金になることもあります。
冷房による腰痛のメカニズムは、主に「筋肉の冷え」と「血流の滞り」にあります。
冷気は下に溜まりやすいため、腰や下半身が冷えやすくなります。
筋肉が冷えると硬直し、柔軟性が低下してしまうため、わずかな動作でも痛みを起こしやすい状態になります。
さらに、血流が悪くなることで筋肉に十分な酸素や栄養が届かず、疲労物質が蓄積して腰痛が慢性化していくのです。
また、冷房の風に直接当たることは、自律神経の乱れを招きやすく、体温調整機能にも悪影響を与えます。
その結果、腰だけでなく肩や首のこり、消化器系の不調、全身のだるさを引き起こすことも少なくありません。
つまり、冷房による腰痛は「局所の問題」にとどまらず、全身の不調と深く関わっているのです。
こうした腰痛には、鍼灸治療が有効です。
鍼灸には血流を改善し、冷えた筋肉を温めて緊張を和らげる効果があります。
また、体のバランスを整えることで自律神経の働きを安定させ、冷えに負けない体づくりをサポートします。
特に、腰痛が慢性化している方や、季節の変わり目に繰り返し痛みを感じる方には、継続的な鍼灸施術が効果的です。
日常生活では、冷房対策として「直接風に当たらないようにする」「冷房の温度を下げすぎない」ことが基本です。
さらに、腰や下半身を冷やさない工夫も大切です。
職場や外出先では、ひざ掛けや腹巻きを使うだけでも腰痛予防に役立ちます。
また、帰宅後はぬるめのお風呂で体を温め、血流を回復させることも効果的です。
東戸塚鍼灸治療院では、腰痛の症状だけでなく、その背景にある冷えや生活習慣に注目し、根本的な改善を目指した施術を行っています。
夏から秋への季節の変わり目は、体にとって負担が大きい時期です。
このタイミングでしっかりケアをすることが、今後の腰痛予防につながります。
「冷え」と「腰痛」は切っても切り離せない関係にあります。
まだ暑さが残る9月だからこそ、冷房との付き合い方を見直し、体を温める習慣を取り入れて、快適に秋を迎えましょう。