身体の痛み・育児による疲れを改善する

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鍼灸治療院コラム

2025/08/28
院長コラム
【産後の骨盤の不安定さと腰痛の関係とは?】

出産後、多くの女性が「腰の重だるさ」や「立ち上がるときの痛み」を感じています。
その背景には、産後特有の骨盤の不安定さが大きく関係しています。
妊娠・出産を経て体が大きく変化する中で、骨盤のバランスが崩れることは自然なことですが、そのまま放置すると腰痛や姿勢の乱れにつながることがあります。


妊娠中は「リラキシン」というホルモンが分泌され、骨盤まわりの靭帯をゆるめて赤ちゃんが産道を通りやすくする準備が行われます。
ところが、このホルモンの影響は出産後もしばらく残り、骨盤は安定しにくい状態が続きます。
そのため、家事や育児で無理な姿勢をとったり、抱っこで腰に負担をかけたりすると、筋肉や関節に過度のストレスがかかり、腰痛を引き起こしやすくなるのです。


さらに、産後は筋力の低下も見逃せません。
特に骨盤を支えるインナーマッスルや腹筋が弱まることで、背骨や腰をうまく支えられなくなり、骨盤の歪みが定着しやすくなります。
その結果、腰痛が慢性化するだけでなく、肩こりや股関節の不調にもつながるケースがあります。


改善のためには、まずは無理のない範囲で骨盤を安定させる生活習慣を意識することが大切です。
正しい姿勢を保ち、重い荷物やお子さんを抱えるときは腰ではなく膝を使うようにしましょう。
また、骨盤まわりの筋肉をサポートする軽いエクササイズやストレッチも有効です。


東戸塚鍼灸治療院では、鍼灸施術を通して血流を改善し、骨盤まわりの筋肉の緊張を和らげるサポートを行っています。
産後特有の体の不安定さに寄り添いながら、腰痛の軽減と回復をお手伝いします。
産後の腰の痛みや骨盤のぐらつきが気になる方は、日常のセルフケアと併せて専門的なケアを取り入れることで、より快適な育児生活につなげていきましょう。

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