身体の痛み・育児による疲れを改善する

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鍼灸治療院コラム

2025/08/20
院長コラム
【残暑による食欲不振と消化不良にご注意を】

立秋を過ぎても続く厳しい暑さは、体に大きな負担をかけます。
特にこの時期に増えるのが食欲不振や消化不良といった症状です。
夏の疲れが蓄積し、自律神経や消化器系が弱っているために、体が「食べたくない」とサインを出しているのです。


残暑の食欲不振の原因のひとつは、冷たい飲食物の摂りすぎです。
アイスや冷たい飲み物を多く摂ると胃腸が冷え、消化機能が低下します。
その結果、食欲が落ちるだけでなく、胃もたれや下痢などの消化不良を引き起こすこともあります。
また、暑さによる寝不足や自律神経の乱れも、消化器系の働きを鈍らせる要因です。


しかし、食欲がないからといって食事を抜いてしまうと、体力や免疫力が低下し、さらに夏バテが悪化してしまいます。
大切なのは、胃腸にやさしく栄養のある食事を少しずつでも摂ることです。


食欲不振・消化不良を和らげる生活の工夫


1.温かい食事を心がける

冷たい麺類ばかりではなく、温かいスープや煮物を取り入れましょう。体を内側から温め、消化を助けます。


2.消化の良い食材を選ぶ

おかゆ、豆腐、白身魚、蒸し野菜など、胃腸に負担をかけない食品がおすすめです。


3.少量をこまめに摂る

一度にたくさん食べるのではなく、少量ずつ分けて摂ると消化がスムーズになります。


4.ぬるめのお風呂でリラックス

入浴で自律神経を整えることも、消化機能の回復につながります。


東戸塚鍼灸治療院では、自律神経と胃腸の働きを整える鍼灸施術を行っております。
お腹まわりの血流を促し、消化機能の回復をサポートすることで、残暑による食欲不振や胃の不快感の改善が期待できます。


「最近、食欲がわかない」「胃が重くてだるい」と感じる方は、早めのケアで体調を立て直し、秋へ向けて元気に過ごしましょう。

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