身体の痛み・育児による疲れを改善する

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鍼灸治療院コラム

2025/08/16
院長コラム
【お盆明けに急増!腰の重だるさと疲労回復のポイント】

お盆休み明けは、腰の重だるさや全身の疲れを訴える方が一気に増えます。
長時間の車移動や新幹線、飛行機での帰省、普段と違う寝具での睡眠、親族との集まりや家事での立ちっぱなしなど、腰への負担は想像以上です。
さらに、8月は暑さによる寝不足や水分不足も加わり、筋肉や関節が疲れやすくなっています。


腰の重だるさは、単なる筋肉疲労にとどまらず、骨盤周囲や背中の筋肉のこわばり、血行不良、姿勢の乱れなどが複合的に関わっています。
特にお盆期間中に無理をしてしまった方は、症状が慢性化する前に早めのケアが必要です。


まず、自宅でできる疲労回復ポイントとしては、「温める」「ゆっくり伸ばす」「こまめに休む」が基本です。
腰やお尻まわりを温めることで血流が促進され、筋肉が緩みやすくなります。
お風呂はシャワーだけで済ませず、湯船で15分ほど温まると効果的です。
また、長時間の座りっぱなしや立ちっぱなしは避け、1時間に1回は軽く体を動かす習慣をつけましょう。


鍼灸では、腰まわりや全身の筋肉の緊張を緩め、血流を改善することで回復を早めることができます。
ツボを刺激することで、自律神経のバランスも整いやすくなり、疲労感やだるさが軽減されやすくなります。
特に、お盆明けのタイミングで施術を受けることで、夏後半を快適に過ごすための土台を整えることが可能です。


「休んだはずなのに疲れが抜けない」「腰が重くて動きたくない」という方は、放置せず早めに対処することが大切です。
腰の重だるさは、そのままにしておくと秋以降のぎっくり腰や慢性的な腰痛につながる可能性もあります。
お盆明けは、体をリセットする絶好のタイミングです。ぜひ腰のケアを意識して、残りの夏も元気に過ごしましょう。

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