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鍼灸治療院コラム

2025/08/14
院長コラム
【冷房で悪化する肩こり…夏特有の原因と対策】

夏場でも肩こりに悩まされる方は少なくありません。
特に、冷房の効いた室内で長時間過ごすと「いつもより肩が重い」「首から背中までガチガチ」という症状が出やすくなります。
実は、この時期特有の肩こりの原因は、冷房による冷えと筋肉の緊張にあります。


冷房が効きすぎた環境では、体温が下がらないように筋肉が自然と収縮します。
肩や首の筋肉が長時間緊張状態になることで血流が滞り、疲労物質が溜まりやすくなるのです。
さらに、冷房の風が直接肩や首に当たると局所的に冷えが進み、こりや痛みを悪化させます。


夏の肩こり対策としてまず大切なのは、冷風を直接体に当てないことです。
デスクワーク中は冷房の風向きを調整したり、薄手のカーディガンやストールを活用しましょう。
また、冷房の効いた室内と外の気温差が大きいと、自律神経の働きが乱れ、筋肉の緊張が取れにくくなります。
外出時との温度差は5〜7℃以内を目安にするのがおすすめです。


さらに、室内で過ごす時間が長くなる夏は運動不足にもなりがちです。
肩や首をゆっくり回すストレッチや、肩甲骨を寄せる運動を1時間に1回程度行うことで、血流改善と筋肉の柔軟性維持につながります。
温かい飲み物をとる習慣も、体の内側からの冷え対策に効果的です。


冷房で硬くなった肩こりをそのままにしておくと、頭痛や腕のしびれ、集中力の低下といった症状に発展することもあります。

東戸塚鍼灸治療院では、肩や首周辺の緊張を緩め、血流を促進する施術で夏特有の肩こりをケアしています。

「夏だからこそ肩こりがひどい」と感じる方は、早めにケアを始めて快適な夏を過ごしましょう。

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