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鍼灸治療院コラム

2025/07/09
院長コラム
【寝苦しさと不眠、7月に増える“夏の夜の不調”対策】

7月に入り、「夜、寝つきが悪い」「眠りが浅くて疲れが取れない」「夜中に何度も目が覚める」といった不眠の悩みを訴える方が増えています。

特に今年のように暑さが厳しい夏は、睡眠の質が大きく低下しやすい季節です。


夏の不眠の原因は一つではありません。
気温や湿度の上昇、冷房の使い方、生活リズムの乱れ、そしてストレスなどが複雑に影響し合っています。


まず、寝苦しさの大きな原因は、就寝時の室温・湿度です。
人は入眠時に体温をゆるやかに下げることで眠りに入りますが、室温が高すぎると体温が下がりにくくなり、スムーズに入眠できない状態に陥ります。
また、湿度が高いと汗が蒸発しづらくなり、寝具が蒸れて不快感が強くなります。


逆に冷房を効かせすぎると、体が冷えすぎてしまい、深部体温のリズムが乱れて目が覚めやすくなったり、朝にだるさを感じたりすることも。
さらに冷えた室内と外の暑さのギャップが自律神経に負担をかけ、眠りのリズムそのものを狂わせてしまうのです。


また、日中の強い日差しによる疲労や、寝不足によるストレスも、夜の睡眠に影響を与えます。

スマートフォンやパソコンのブルーライトも脳を刺激し、「眠ろうとしても頭が冴えて眠れない」という悪循環を引き起こしかねません。


では、このような夏の不眠にどう対応すればいいのでしょうか?


まずは、快適な睡眠環境の整備を心がけましょう。
エアコンはタイマーを活用して、寝入りばなだけ使用する、あるいは風が直接当たらないように調整し、温度は27〜28度が目安です。
除湿機能やサーキュレーターを併用すると、湿度も下がり、寝苦しさが軽減されます。


また、眠る前のスマートフォンやテレビの使用を控え、ぬるめのお風呂やストレッチなどでリラックスしてから布団に入ることも有効です。
寝る前に強い光を浴びないことで、自然と睡眠ホルモンが分泌されやすくなります。


そして、慢性的な不眠や寝つきの悪さにお悩みの方には、鍼灸によるケアもおすすめです。


東戸塚鍼灸治療院では、自律神経のバランスを整え、自然な眠りをサポートする施術を行っています。
頭の緊張をゆるめ、全身のめぐりを改善することで、「途中で目が覚めにくくなった」「朝の目覚めがスッキリした」といったお声も多くいただいています。


夏の寝苦しさや不眠にお悩みの方へ。東戸塚鍼灸治療院で、心地よい眠りと快適な朝を取り戻しませんか?
睡眠のお悩み、ぜひご相談ください。

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