身体の痛み・育児による疲れを改善する

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鍼灸治療院コラム

2025/07/07
院長コラム
【夏に気分が落ち込みやすい?猛暑と“心のだるさ”の関係とは】

「やる気が出ない」「朝から気分が重い」「なんとなくイライラする」――7月に入ってから、こうした心の不調を感じている方が増えていませんか?


夏といえば、明るく開放的なイメージがありますが、実はこの時期、気分の落ち込みや不安感を訴える人が増える傾向があります。

その背景には、暑さによる体への負担や、生活リズムの乱れが大きく関係しています。


特に今年のような猛暑が続く夏は、身体が暑さに適応するために多くのエネルギーを消耗します。
汗をかくことで水分やミネラルが失われ、だるさや倦怠感を引き起こすだけでなく、脳の働きにも影響を及ぼし、集中力や思考力の低下、気分の落ち込みへとつながることがあるのです。


また、夜間の寝苦しさやエアコンの効きすぎによる睡眠の質の低下も、心身の回復を妨げる原因になります。
「寝ても疲れが取れない」「朝からイライラしてしまう」といった状態が続くと、ストレスが蓄積し、ますます心のバランスが乱れやすくなります。


これらの不調は、いわゆる「夏の軽いうつ症状」とも言えるもので、放っておくと日常生活に支障をきたすケースもあります。

気分の波を感じたら、早めのケアが大切です。


まずは、生活リズムを整えることから始めましょう。

・毎朝決まった時間に起き、朝日を浴びる

・スマホやテレビを夜遅くまで見ない

・冷たいものばかりに偏らない食事を意識する

これだけでも、自律神経のバランスが整い、気分が安定しやすくなります。


次に、適度な運動やストレッチを取り入れることで、血流が良くなり、脳にも酸素が行き渡りやすくなります。
冷房の効いた室内でじっとしている時間が長いと、身体だけでなく心のリズムも停滞しやすくなるため、1日10分程度の軽いウォーキングでも効果があります。


そして、心身のバランスを整える方法としておすすめなのが、鍼灸によるケアです。


東戸塚鍼灸治療院では、ストレスや疲労による心身の不調に対し、やさしくアプローチする施術を行っています。
呼吸が深くなる、体が温まる、眠りが深くなるといった変化を実感される方も多く、心が落ち着くと自然と前向きな気持ちが戻ってくるようになります。

「なんとなく気分が沈む」「やる気が出ない」と感じたら、それは体からのサインかもしれません。東戸塚鍼灸治療院で、夏の“心のだるさ”を整えましょう。

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