身体の痛み・育児による疲れを改善する

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鍼灸治療院コラム

2025/07/05
院長コラム
【夏に増える頭痛の原因とは?気温・気圧変化への対策を解説】

「夏になると頭痛が増える気がする」「冷房に当たると頭が重い」「雨の日や猛暑のあとにズキズキする」――そんなお悩みを抱えていませんか?


夏は気温や気圧の変化が激しく、頭痛を引き起こしやすい季節です。
特に7月は、晴れたり曇ったりを繰り返し、1日の中でも気温差や湿度の変動が大きくなります。
こうした環境が、体に大きなストレスをかけ、自律神経や血流のバランスを乱す原因となるのです。


頭痛の種類はさまざまですが、夏場に多いのは「気圧の変化に伴う頭痛」「冷房による血流悪化」「脱水による頭痛」など。

気圧が下がると血管が拡張しやすくなり、頭の中の血管にも影響が及びます。
その結果、ズキズキと脈打つような痛みや、頭が重い感覚が起きやすくなります。


また、冷房の風を長時間浴びると首・肩周辺の筋肉が冷えて硬くなり、血行が悪化して頭部の緊張型頭痛を引き起こすこともあります。
加えて、気づかないうちに水分不足になっていることも多く、脱水による血液のドロドロ化や脳のむくみが原因で痛みが起こることもあります。


こうした夏の頭痛を和らげるには、日々のケアと体の状態に合わせた対処が大切です。


まずは、こまめな水分補給を心がけましょう。
汗をかいていないようでも、体内の水分は失われています。
冷たい飲み物の摂りすぎは内臓を冷やすため、常温の水や麦茶などがおすすめです。


次に、冷房の設定温度を見直すことも重要です。
室温は27〜28℃を目安に、風が直接当たらない位置で過ごしましょう。
長時間同じ姿勢が続く方は、1時間に1回立ち上がって軽くストレッチするだけでも、肩こりや血行不良を防ぐのに役立ちます。


そして、慢性的な頭痛にお悩みの方には、鍼灸によるサポートが効果的です。


東戸塚鍼灸治療院では、緊張や血流の滞り、自律神経の乱れにアプローチする施術を行っています。
頭痛の頻度や痛みの質をカウンセリングで把握し、一人ひとりに合った施術を行うことで、「頭がスッキリした」「薬の回数が減った」といった変化を感じる方も少なくありません。

夏の頭痛でお困りの方へ。東戸塚鍼灸治療院では、気温や気圧変化による頭痛の改善をお手伝いします。

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