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鍼灸治療院コラム

2025/07/03
院長コラム
【冷房で悪化する腰痛…“夏冷え”が引き起こす腰の不調】

7月に入り、猛暑日が続くようになりました。
日中はもちろん、夜間でもエアコンなしでは過ごせない日が多くなっています。
そんな中、「腰の重だるさが抜けない」「長時間座っていると腰が痛む」「朝起きた時に腰が固まっている」など、夏場に腰痛を訴える方が増えています。


「腰痛といえば冬」というイメージを持っている方も多いですが、実は冷房の効いた環境が続く夏場も、腰にとっては注意が必要な季節です。


特に、オフィスや自宅などで長時間エアコンの風にさらされていると、腰まわりの筋肉が冷え、血流が悪化します。
これにより筋肉が硬くなり、動作のたびに負担がかかりやすくなってしまうのです。


また、電車やカフェ、ショッピングモールなど、どこに行っても強い冷房にさらされる現代では、自分の意識とは関係なく“夏冷え”による腰の緊張が蓄積し、気づかぬうちに慢性腰痛につながっているケースも多く見られます。


さらに、夏は水分不足や睡眠の質の低下、栄養バランスの乱れが起こりやすく、これらも筋肉の回復力を下げる原因になります。
冷え+疲労の蓄積は、腰痛リスクを高める要因として見逃せません。


では、このような「夏の腰痛」を防ぐ・和らげるためには、どうすれば良いのでしょうか?


まず意識していただきたいのは、腰を冷やさない生活習慣です。
オフィスや自宅では、ひざ掛けや腰用クッションを活用して直接冷風を受けないようにする、エアコンの風向きを調整する、などの工夫を心がけましょう。
就寝時もお腹や腰が冷えないよう、薄手の腹巻やタオルケットなどを活用すると効果的です。


次に、こまめに体を動かすことも大切です。
同じ姿勢が長く続くと筋肉が硬くなりやすいため、1時間に1回は立ち上がって軽く体を伸ばす、屈伸運動をするなど、血流を促す習慣を取り入れてみましょう。


そして、慢性的な腰の重だるさや違和感を感じる方には、鍼灸によるアプローチもおすすめです。


東戸塚鍼灸治療院では、腰まわりの緊張や血流の悪さに着目し、腰痛を根本からケアする施術を行っています。
特に、エアコンによる“冷え腰痛”に対しては、体の深部を温めながら筋肉のこわばりを和らげ、自然な回復力を引き出すことを目指します。


夏の腰痛は冷えが原因かもしれません。
東戸塚鍼灸治療院で腰の不調を早めにケアし、快適な夏を過ごしましょう。

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