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鍼灸治療院コラム

2025/06/28
院長コラム
【手足がむくむ・重だるい…6月の“水分バランス”に気をつけよう】

「朝起きたら足がパンパン」「夕方になると靴がきつい」「手のむくみで指輪が抜けない」──6月に入り、そんな手足のむくみや重だるさを感じていませんか?


今年の6月は例年より雨が少ないとはいえ、湿度が高く蒸し暑い日が続いているため、体内の水分調整が乱れやすくなっています。
その結果、体の水分バランスが崩れ、むくみや重だるさなどの不快な症状が起こりやすくなるのです。


むくみとは、皮膚の下に余分な水分がたまった状態のこと。
立ち仕事やデスクワークなど、同じ姿勢を長時間続けることで血液やリンパの流れが滞り、水分がうまく排出されずにたまってしまうことが主な原因です。


さらに6月は、汗をかくことが増える一方で、水分補給が不十分だったり、冷房で体が冷えることで代謝が落ち、巡りが悪くなることも、むくみを助長する要因になります。


特に足や手といった末端部分は、心臓から遠く、血流やリンパの戻りが弱まりやすいため、夕方になると“パンパン”になってしまう方も多いのではないでしょうか。


では、6月のむくみやだるさを予防・解消するには、どうすればよいのでしょうか?


まず大切なのは、水分補給をこまめに行うことです。
むくみを恐れて水分を控える方もいますが、逆効果です。
体内の水分が不足すると、体が「水を溜め込もう」とし、かえってむくみやすくなります。
常温の水やノンカフェインのお茶などを、1日に数回に分けて摂るのが理想的です。


次に意識したいのが、適度な運動とストレッチです。
とくに、ふくらはぎは「第二の心臓」とも呼ばれ、ここを動かすことで全身の血流が促されます。
つま先立ちや、足首を回す簡単な運動を1時間に一度行うだけでも、むくみ対策になります。


また、就寝前に湯船に浸かる習慣をつけることも効果的です。
ぬるめのお湯でリラックスしながら体を温めることで、全身の循環が良くなり、翌朝のむくみ予防にもつながります。


それでも改善しない重だるさや、繰り返すむくみにお悩みの方には、血流やリンパの流れを整えるケアがおすすめです
東戸塚鍼灸治療院では、体のバランスを丁寧に整えながら、むくみの原因にアプローチする施術を行っています。

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