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神奈川県横浜市戸塚区の鍼灸治療院
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「エアコンがまだ本格的に稼働していないのに、手足が冷える」「気温は高いのに、足元がずっと冷たい」──そんな不調を感じるのが、実は梅雨の時期です。
冷えというと冬のイメージがありますが、6月の“湿気と気温の不安定さ”も、体を冷やす要因になることをご存じでしょうか?
この季節の特徴である高い湿度と気温差は、体温調節に大きな負担をかけます。
たとえば朝晩は肌寒いのに日中は蒸し暑くなるような日が続くと、私たちの体は外気に振り回されてしまい、体の深部の冷えが抜けにくくなります。
さらに、梅雨に入り外出が減ることで運動量が落ち、血行が悪くなることも“冷え”を感じる原因になります。
特に影響を受けやすいのが、手足の末端部分です。
血液は心臓から全身に送り出されますが、運動不足や長時間の同じ姿勢によってその循環が滞ると、末端の手足まで温かい血液が届きにくくなり、冷たさを感じるようになります。
また、梅雨の時期は服装の選び方も難しい季節。
半袖や薄着になることで、意識せず体が冷えることも多く見られます。
さらに、湿度の高さによって汗をかいても蒸発しにくく、汗冷えを起こしやすいことも冷えの一因になります。
このような季節の冷えを防ぐためには、日常生活の中で小さな工夫を重ねることが大切です。
まずは服装を見直しましょう。
冷房対策としてカーディガンやレッグウォーマー、ひざ掛けなどを用意しておくと安心です。
また、靴下を履く習慣をつけるだけでも、足元の冷えはかなり改善されます。
食事面では、冷たい飲み物や生野菜ばかりを摂るのではなく、温かいスープやお茶など、体を内側から温めるものを取り入れると効果的です。
とくに朝食を温かいものにすることで、その日の体温が上がりやすくなり、日中の冷えを感じにくくなります。
入浴もおすすめです。
シャワーで済ませず、ぬるめのお湯にゆっくり浸かることで血行が促進され、手足の末端までしっかり温まります。
特に就寝前に入浴することで、眠りの質も向上し、冷えによる不調の悪化を防げます。
梅雨時の冷えは、「夏の前だから大丈夫」と軽く考えず、早めの対策が肝心です。
日々の小さな積み重ねで、体調を崩しにくい状態を保ちましょう。
もし冷えが続くようであれば、鍼灸で体のめぐりを整えるケアを取り入れるのも有効です。
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