身体の痛み・育児による疲れを改善する

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鍼灸治療院コラム

2025/05/24
院長コラム
【不眠症の方必見!5月の睡眠トラブルを整える東洋医学の知恵】

新緑がまぶしく、日差しも心地よい5月。
しかし、この時期に「夜なかなか寝つけない」「眠りが浅くて疲れが取れない」といった睡眠トラブルに悩まされる方が増えてきます。
実は、この季節特有の気温や気圧の変化、生活リズムの乱れが自律神経のバランスを崩しやすく、不眠症の原因となることがあるのです。


東洋医学では、不眠の背景にある「気(き)・血(けつ)・水(すい)」の巡りの滞りや、五臓六腑のバランスの乱れを重視します。
特に5月は、春から夏へと移行する季節で、「肝(かん)」と「心(しん)」の働きが活発になる時期です。
この二つの臓の不調は、ストレスの蓄積や情緒の不安定さ、心の興奮状態を招き、質の良い睡眠を妨げる要因になります。


東戸塚鍼灸治療院では、このような季節性の睡眠トラブルに対し、東洋医学の視点から体質や生活習慣に合わせた施術を行っています。
鍼灸施術によって自律神経のバランスを整えることで、心身をリラックスさせ、自然な眠りを取り戻すサポートをいたします。


また、生活習慣の見直しも重要です。
夜はスマートフォンやパソコンの画面を見る時間を減らし、ぬるめのお風呂で体を温め、就寝前の軽いストレッチや深呼吸を取り入れることで、心身が穏やかに眠りへと導かれます。
食生活では、刺激物やカフェインを控え、胃腸に負担の少ない食事を心がけましょう。


「なかなか寝つけない」「何度も目が覚めてしまう」「朝すっきり起きられない」…そんなお悩みを抱えている方こそ、一度鍼灸によるケアを試してみてはいかがでしょうか?

5月の不調は、早めの対策が肝心です。自然の力を活かした東洋医学の知恵で、ぐっすり眠れる毎日を取り戻しましょう。

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