身体の痛み・育児による疲れを改善する

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鍼灸治療院コラム

2024/08/07
院長コラム
【夏の疲れを癒し、秋に備える養生法】

厳しい暑さが続く夏。
冷たい飲み物やエアコンの冷房など、私たちの体は知らず知らずのうちに冷えを感じているかもしれません。
夏バテや食欲不振、睡眠不足など、夏の疲れを感じている方も多いのではないでしょうか。

東洋医学では、夏は心身ともに活動的な時期とされ、気力が充実していると考えられています。

しかし、過度な暑さや冷え、不規則な生活は、体のバランスを崩し、様々な不調を引き起こす可能性があります。

そこで今回は、夏の疲れを癒し、秋に備えるための養生法についてご紹介します。




夏の疲れの原因

夏の疲れの原因は様々ですが、代表的なものとして以下のものが挙げられます。

・冷えの悪影響: 冷たい飲み物やエアコンの冷房など、冷えは体内の気を滞らせ、血行不良を引き起こします。

・睡眠不足: 夜の暑さや不快な寝具など、睡眠の質が低下し、疲労が蓄積されます。

・栄養不足: 夏バテによる食欲不振や、冷たいものの摂りすぎなど、栄養バランスが崩れ、体力が低下します。

・ストレス: 仕事や人間関係など、精神的なストレスは自律神経のバランスを崩し、体の不調を招きます。


夏の疲れを癒すための養生法

夏の疲れを癒し、秋に備えるためには、以下の点に注意して生活習慣を見直すことが大切です。

・温かいものを摂る: 体を温める効果のある生姜湯やハーブティーなどを積極的に摂りましょう。

・体を温める入浴: 38~40℃程度のぬるめのお湯にゆっくりと浸かり、体を芯から温めましょう。

・睡眠時間をしっかりとる: 規則正しい生活リズムを心がけ、質の高い睡眠をとりましょう。

・軽い運動をする: ウォーキングやヨガなど、無理のない範囲で体を動かすことで、血行が促進され、リラックス効果も期待できます。

・バランスの取れた食事: 夏野菜をたっぷり使った温かい料理や、旬の果物を積極的に摂りましょう。


秋に備えるための養生法

秋は、乾燥しやすく、気温の変化が激しい季節です。
夏の疲れが残っていると、秋に体調を崩しやすくなります。

秋に備えるためには、以下の点に注意しましょう。

・乾燥対策: 加湿器を使用したり、こまめな水分補給をするなど、乾燥対策を心がけましょう。

・体を温める: 薄着になりすぎず、体温調節に気を配りましょう。

・規則正しい生活: 早寝早起きを心がけ、十分な睡眠をとりましょう。


東戸塚鍼灸治療院でできること

当院では、一人ひとりの体質や症状に合わせて、鍼灸治療を行います。

鍼灸治療は、体のバランスを整え、自然治癒力を高める効果が期待できます。

夏の疲れや、なんとなく体調が優れないと感じている方は、お気軽にご相談ください。




夏の疲れを癒し、秋に備えるためには、生活習慣の見直しと、東洋医学的な視点からの養生が大切です。

当院では、鍼灸治療を通じて、皆様の健康をサポートしてまいります。

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