身体の痛み・育児による疲れを改善する

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鍼灸治療院コラム

2026/04/19
院長コラム
【目の疲れが全身不調につながる?眼精疲労と自律神経】

スマートフォンやパソコンの使用が当たり前となった現代では、「目の疲れ」を感じる方が非常に増えています。
単なる疲れ目と軽く考えがちですが、実はこの眼精疲労が全身の不調につながっているケースも少なくありません。
特に注目すべきなのが「自律神経」との関係です。


自律神経とは、呼吸や血流、体温調整、内臓の働きなどを無意識にコントロールしている重要な神経です。
活動時に優位になる交感神経と、リラックス時に働く副交感神経がバランスを取りながら体を維持しています。
しかし、長時間の画面作業や目の酷使が続くと、このバランスが崩れやすくなります。


目を酷使すると、ピント調整を担う筋肉が緊張し続け、脳にも大きな負担がかかります。
この状態が続くことで交感神経が過剰に働き、リラックスしにくい状態に。
結果として、肩こりや頭痛、首のこり、さらには睡眠の質の低下や倦怠感といった全身症状が現れることがあります。
いわゆる「眼精疲労」は、単なる目の問題にとどまらず、自律神経の乱れを引き起こす要因の一つなのです。


特に季節の変わり目である4月は、気温差や生活環境の変化によって自律神経が乱れやすい時期です。
新生活のスタートによりパソコン作業が増えたり、緊張状態が続いたりすることで、目の疲れがより蓄積しやすくなります。
このような時期に眼精疲労を放置すると、不調が慢性化するリスクも高まります。


対策としては、まず目を酷使しすぎない環境づくりが重要です。
1時間に一度は画面から目を離し、遠くを見ることで目の筋肉をリセットしましょう。
また、十分な睡眠を確保することも自律神経の安定に欠かせません。
さらに、首や肩周りの血流を意識した生活習慣を取り入れることで、目の負担軽減にもつながります。


東戸塚鍼灸治療院では、こうした眼精疲労や自律神経の乱れに対して、身体全体のバランスを整える施術を行っています。
目の疲れを単なる局所的な問題と捉えるのではなく、全身の状態からアプローチすることが、根本的な改善への近道です。


「なんとなく不調が続く」「疲れが抜けにくい」と感じている方は、目の疲れが原因かもしれません。
日常生活の中での小さなケアと、身体全体を見直す意識が、快適な毎日への第一歩となります。

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