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鍼灸治療院コラム

2026/02/10
院長コラム
【胃の不調や消化不良に鍼灸が選ばれる理由】

胃もたれ、食後の不快感、消化不良、みぞおちの張りなど、胃の不調に悩まされている方は少なくありません。
特に2月は寒さが厳しく、年末年始の生活リズムの乱れやストレスが影響し、胃腸の働きが低下しやすい時期です。
こうした慢性的な胃の不調に対して、近年「鍼灸」を選択する方が増えています。


胃の不調の原因は一つではありません。
暴飲暴食や冷たい飲食物の摂取、睡眠不足、精神的ストレス、冷えなどが重なり合い、胃腸の動きが鈍くなることで症状が現れます。
検査では異常が見つからないものの、違和感や不快感が続く「機能性ディスペプシア」と呼ばれる状態も多く、薬だけでは改善しにくいケースもあります。


鍼灸が胃の不調や消化不良に選ばれる理由の一つは、「自律神経のバランスを整える働き」にあります。
胃腸の働きは自律神経と密接に関係しており、ストレスや緊張状態が続くと消化機能が低下しやすくなります。
鍼灸による刺激は、乱れがちな自律神経の調整をサポートし、胃腸が本来持つリズムを取り戻す手助けをすると考えられています。


また、血流の改善も重要なポイントです。
体が冷えると内臓への血流が不足し、消化吸収の力が弱まります。
鍼灸は全身の巡りを促すことで、胃腸周辺の血流環境を整え、内臓が働きやすい状態へ導きます。
特に冬場は冷えによる胃の不快感が多いため、体全体から整える施術が求められます。


さらに、鍼灸は症状だけでなく「体質」や「生活習慣」に目を向ける点も特徴です。
食事のタイミングや内容、睡眠の質、日常のストレス状況などを踏まえ、無理のない形で胃腸の負担を軽減していきます。
そのため、繰り返す胃の不調や消化不良に悩む方から支持されています。


胃の不調を放置すると、食欲低下や疲労感、免疫力の低下にもつながりやすくなります。
薬に頼るだけでなく、体の内側から整える選択肢として、鍼灸を取り入れてみるのも一つの方法です。
寒さとストレスが重なる2月こそ、胃腸をいたわり、健やかな毎日を目指しましょう。

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