身体の痛み・育児による疲れを改善する

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鍼灸治療院コラム

2026/02/09
院長コラム
【頭痛・片頭痛の原因と鍼灸による緩和法】

2月は寒さが続く一方で、日によって気温差が大きく、体調を崩しやすい時期です。
この時期に多く見られる不調の一つが「頭痛」や「片頭痛」です。
慢性的な頭痛に悩まされ、薬が手放せないという方も少なくありません。
では、なぜこの時期に頭痛が起こりやすいのでしょうか。


頭痛の原因は一つではなく、複数の要因が重なって起こることがほとんどです。
代表的なものとして、寒さによる血行不良、首や肩の緊張、長時間のデスクワークやスマートフォン使用による姿勢の乱れが挙げられます。
特に冬場は体をすくめる姿勢になりやすく、首や肩まわりの筋肉がこわばりやすいため、緊張型頭痛を引き起こしやすくなります。


一方、片頭痛の場合は、気圧や気温の変化、ストレス、睡眠リズムの乱れなどが大きく影響します。
2月は年度末に向けて仕事や生活が忙しくなり、無意識のうちにストレスを溜め込みやすい時期でもあります。
こうした環境の変化が自律神経のバランスを乱し、片頭痛を誘発するケースも多く見られます。


このような頭痛・片頭痛に対して、鍼灸は体全体のバランスを整えることを目的とした施術です。
痛みのある部分だけに着目するのではなく、血流の状態や筋肉の緊張、神経の働きなどを総合的に見ていく点が特徴です。
鍼灸によって筋肉のこわばりがやわらぎ、血行が促されることで、頭部への負担が軽減されやすくなります。


また、鍼灸は自律神経の調整をサポートする施術としても知られています。
自律神経の乱れは、頭痛や片頭痛だけでなく、睡眠の質の低下や倦怠感、冷えなど、さまざまな不調につながります。
定期的なケアによって体がリラックスしやすい状態になることで、頭痛が起こりにくい体づくりを目指すことができます。


頭痛が起こるたびに薬で抑えるのではなく、「なぜ繰り返してしまうのか」という原因に目を向けることが大切です。
慢性的な頭痛や片頭痛でお悩みの方は、生活習慣の見直しと合わせて、鍼灸による体のケアを取り入れてみるのも一つの選択肢です。
2月の不安定な季節を少しでも快適に過ごすために、早めのケアを心がけていきましょう。

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