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鍼灸治療院コラム

2026/01/18
院長コラム
【冬の朝、目覚めが悪い…自律神経を整える鍼灸ポイント】

冬になると「朝なかなか起きられない」「目は覚めても体が重い」「布団から出るのがつらい」と感じる方が増えてきます。
実はこの冬特有の“目覚めの悪さ”には、自律神経の乱れが深く関係しています。


自律神経は、活動モードの「交感神経」と、休息モードの「副交感神経」がバランスを取りながら体をコントロールしています。
本来、朝は交感神経が優位になり、体温や血圧が上昇してスムーズに活動へ移行します。
しかし冬は、寒さや日照時間の短さ、運動量の低下などが影響し、この切り替えがうまくいかなくなりがちです。
その結果、朝になっても体が“休息モード”から抜け出せず、だるさや眠気が残ってしまいます。


さらに、冷えによる血流の低下も大きな要因です。
血流が悪くなると、脳や筋肉に十分な酸素や栄養が届きにくくなり、頭がぼんやりしたり、体が重く感じたりします。
特に首・肩・背中まわりがこわばっている方は、朝の不調を感じやすい傾向があります。


このような冬の朝の不調に対して、鍼灸は自律神経のバランスを整えるサポートとして有効です。
鍼灸では、全身の緊張を緩め、血流を促し、体が本来持つ回復力を引き出すことを目的とします。
自律神経の働きが安定してくると、夜の睡眠の質が向上し、朝の目覚めも徐々に変化していきます。


また、鍼灸は「なんとなく不調」「検査では異常がないがつらい」といった、はっきり言葉にしにくい症状にも対応できるのが特徴です。
冬場の慢性的な疲労感や、朝の不快感が続いている場合、体からのサインを見逃さず、早めにケアすることが大切です。


寒さが厳しい1月は、自律神経にとっても負担のかかりやすい時期です。
朝の目覚めが悪い状態を「冬だから仕方ない」と放置せず、体の内側から整えるケアを取り入れてみてはいかがでしょうか?

自律神経が整うことで、冬の朝が少しずつ楽になり、1日を快適にスタートできるようになります。

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