身体の痛み・育児による疲れを改善する

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鍼灸治療院コラム

2025/11/27
院長コラム
【冷えと疲れで悪化する胃の不調…リラックスが鍵】

11月後半になると、「食欲が落ちてきた」「胃が重い」「なんとなくムカムカする」など、胃の不調を感じる方が増えてきます。
実はこの季節、気温が下がることで体が冷えやすくなるだけでなく、仕事の忙しさや年末の予定に追われる“疲れ”が重なるため、胃への負担が大きくなりやすいのです。


まず、冷えが胃に影響する理由として、血流の低下が挙げられます。
体が冷えると内臓の働きも鈍くなり、消化に必要なエネルギーが不足しがちになります。その結果、

・胃が重い

・食欲がわかない

・食後に気持ち悪くなる

・お腹が張る

といった不快な症状が出やすくなります。


さらに、11月は仕事の締め切りや行事が増え、精神的な緊張が続きやすい時期。
ストレスが高まると自律神経が乱れ、胃の動きが低下するため、「食べていないのに胃がつらい」という状態が起こりやすくなります。
冷え × 疲れ × ストレスが揃うと、胃は大きな負担を受けてしまうのです。


日常生活でできる予防としては、

・温かい飲み物を選ぶ(常温より“温かい”が効果的)

・よく噛んで食べる

・湯船に浸かって体を温める

・寝る直前の飲食を避ける

・ストレスを溜めない習慣づくり

といった、体を“冷やさない・緩める”ケアが大切です。


また「冷えるとすぐ胃にくる」「疲れると胃が痛くなる」といった方は、早めの対策が必要です。


東戸塚鍼灸治療院では、胃の働きが低下している方に対して、鍼灸で全身の緊張を緩め、血流を整え、体がリラックスしやすい状態へ導く施術を行っています。
特に、ストレスが原因で胃の動きが悪くなっている方は、施術後に「呼吸が深くなった」「胃がぽかぽか温かい」と実感されることが多く、食欲や胃の張りが改善しやすくなります。


さらに、疲労が強い方や眠りが浅い方には酸素カプセルもおすすめです。
全身の回復をサポートし、内臓機能が落ちている状態からの立ち直りを助けてくれます。


冷えと疲れが重なる11月後半こそ、胃をいたわるケアが重要です。
「なんとなく不調…」の段階で対策することで、冬本番も元気に過ごせる体へ整えていきましょう。

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