身体の痛み・育児による疲れを改善する

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鍼灸治療院コラム

2025/11/15
院長コラム
【在宅ワークで増える背中の痛み…姿勢改善のコツ】

11月に入り、外に出るのが少し億劫になる季節。
自宅での作業時間が増え、気づけば長時間パソコンの前に座っている…という方も多いのではないでしょうか?
そんな生活が続くと、背中の痛みや張り、肩甲骨まわりの重だるさを訴える方が増えてきます。


背中の痛みの大きな原因は、同じ姿勢が続くことによる筋肉のこわばりです。

特に在宅ワークは、仕事環境が整っていないまま作業している人が多く、ダイニングテーブルやローテーブルで無理な姿勢が続くケースがよく見られます。
前かがみの姿勢は背中の筋肉に強い負担をかけ、気づかないうちに筋肉が硬く、血流が滞りやすくなります。


さらに、寒さが強くなると体が無意識に縮こまり、より背中や肩まわりの筋肉が緊張しやすくなります。
冷えによって血流が悪くなるため、痛みや重さが出やすい季節でもあります。


背中の痛みを和らげるためには、まず 姿勢環境の見直し が重要です。

・目線の高さにパソコンを合わせる

・肘と肩がリラックスできる高さにする

・骨盤が立つように椅子に深く座る

これだけでも背中の負担は大きく軽減されます。


また、1〜2時間に一度は立ち上がり、肩回しや背伸びなどの軽いストレッチを入れると血流が改善し、背中が固まりにくくなります。
深呼吸をするだけでも胸まわりの筋肉が緩み、背中への負担が減るためおすすめです。


それでも背中の張りや痛みが続く場合、筋肉の深い部分が固まっている可能性があります。

東戸塚鍼灸治療院では、背中や肩甲骨周りにアプローチし、固まった筋肉をゆるめる施術を行っています。
血流が改善することで、呼吸が深くなり、背中の軽さを実感される方も多くいらっしゃいます。


また、自律神経のバランスが乱れると筋肉が緊張しやすくなるため、鍼灸による調整は背中の痛みの再発予防にも効果的です。
在宅ワークが日常化している現代では、定期的なメンテナンスが痛みの出にくい身体づくりにつながります。


背中の張りは放置すると慢性化し、頭痛や肩こり、疲労感にもつながるため、早めのケアが大切です。

「背中が重い」「呼吸がしづらい」「ずっと張っている感じがする」そんなお悩みがあれば、お気軽にご相談ください。

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