身体の痛み・育児による疲れを改善する

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鍼灸治療院コラム

2025/11/14
院長コラム
【冷えとむくみの関係…冬前に始めたい体質改善】

11月に入り、朝晩の冷え込みがぐっと強くなってきました。

この時期になると、「足がむくむ」「夕方になると靴がきつく感じる」「手足が冷えてだるい」といったお悩みを訴える方が増えてきます。
実は、冷えとむくみは深く関係しており、冬を迎える前の今こそ、体の巡りを整えることが大切です。


冷えが強くなると、血管が収縮して血流が悪くなります。

血液やリンパの流れが滞ることで、体内の余分な水分が排出されにくくなり、足や顔、手先などに「むくみ」として現れます。
特に、長時間同じ姿勢で過ごすデスクワークや立ち仕事の方は、下半身に水分がたまりやすく、足のだるさや冷えを感じやすくなります。


また、寒い季節は水分摂取量が減りがちです。

「あまり汗をかかないから」と水分を控える方もいますが、これは逆効果です

体内の水分が不足すると、血液がドロドロになり、ますます循環が悪くなります。
むくみやすい人ほど、適度な水分補給(1日1〜1.5リットル)を意識することが大切です。


冷えとむくみを改善するには、まず下半身を温め、筋肉を動かすことがポイントです

足首を回す・つま先立ちをする・軽いスクワットを行うなど、ふくらはぎの筋肉を刺激することで血流がスムーズになり、滞った水分が戻りやすくなります。
夜は、ぬるめのお湯(38〜40℃)にゆっくり浸かって体の芯から温めるのも効果的です。

また、食事面でも改善が必要です。

生姜やねぎ、根菜類などの温かい食材を意識的に取り入れると、体温の維持に役立ちます。
冷たい飲み物を控え、温かいスープや白湯を日常に取り入れることで、冷えにくい体づくりができます。


そして、冷えやむくみが慢性的に続く場合は、体の内側の巡りを整えるケアも必要です。

東戸塚鍼灸治療院では、鍼やお灸で血行を促進し、自律神経のバランスを整えることで、冷えやむくみを根本から改善へ導きます。
特に女性の方は、冷えがホルモンバランスや生理周期にも影響を及ぼすことがあるため、早めの対処がおすすめです。


冬が本格化する前に、冷えとむくみのケアを始めておくことで、寒い季節も快適に過ごすことができます。

「最近足が重い」「朝起きても疲れが取れない」と感じたら、それは体からのサイン。

東戸塚鍼灸治療院では、一人ひとりの体の状態に合わせた施術で、冷え・むくみ体質の改善をサポートしています。

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