身体の痛み・育児による疲れを改善する

column

鍼灸治療院コラム

2025/11/11
院長コラム
【秋の睡眠の質低下に注意!深い眠りを取り戻す方法】

11月に入り、「最近眠りが浅い」「夜中に目が覚める」「朝起きてもスッキリしない」など、睡眠に関する悩みを感じる方が増えてきます。
季節の変わり目は、体温調節や生活リズムの乱れが起こりやすく、睡眠の質に大きな影響を与える時期です。


特にこの季節は、昼と夜の気温差が大きく、日照時間も短くなります。

この気温差や日照時間の変化が、自律神経のバランスを乱し、眠りのリズムを崩してしまうのです。
さらに、仕事や家事などのストレスが重なることで、夜になっても頭や体がリラックスできず、「寝つけない」「眠りが浅い」といった状態になりやすくなります。


睡眠の質を高めるには、生活環境の見直しが第一歩です。

寝る前のスマートフォンやパソコンの使用は、脳を刺激して覚醒を促してしまいます。
寝る1時間前には画面を見るのを控え、照明を少し落とすことで、自然と眠りの準備が整います。

また、就寝前の入浴もおすすめです。38〜40度程度のぬるめのお湯に15分ほど浸かると、体がゆっくりと温まり、眠りにつきやすくなります。
シャワーだけで済ませる方も多いですが、湯船に浸かることで副交感神経が優位になり、深い眠りへと導かれます。


さらに、日中の過ごし方も睡眠に影響します。

朝起きたらカーテンを開けて太陽光を浴びることで、体内時計がリセットされ、夜に自然な眠気が訪れやすくなります。
昼間の軽い運動やストレッチも、夜のリラックス効果を高めるポイントです。


東戸塚鍼灸治療院では、こうした睡眠トラブルのケアを目的とした鍼灸施術も行っています。

鍼による刺激は筋肉の緊張を和らげ、血流を改善し、心身のリラックス状態を促します。
特に「肩や首がこって眠れない」「ストレスで体が休まらない」という方に効果的です。
継続的に施術を受けることで、自律神経のバランスが整い、眠りのリズムも安定していきます。


季節の変化に体が追いつかず、眠りの質が下がっていると感じたら、それは体が「休みたい」と出しているサインです。

睡眠の質を整えることは、疲労回復だけでなく、免疫力の維持やメンタルバランスにも深く関わります。

日々の生活習慣を見直し、必要に応じて専門的なケアを取り入れながら、この秋を快適に過ごしましょう。

一覧に戻る