身体の痛み・育児による疲れを改善する

column

鍼灸治療院コラム

2025/10/13
院長コラム
【デスクワークで進む猫背と肩こりの改善法】

パソコン作業やスマートフォンの使用が日常化している現代。
長時間のデスクワークによって「肩がこる」「背中が丸まっている」「首が重い」といった悩みを感じる人が増えています。
特に秋は、気温の低下で筋肉がこわばりやすく、猫背や肩こりが悪化しやすい季節です。


猫背になる原因の多くは、前かがみの姿勢が長時間続くことにあります。
頭の重さは約5kgほどあり、前に出る角度が増すごとに首や肩の筋肉にかかる負担が大きくなります。
そのため、デスクワークやスマホの操作中に首が前に出る「ストレートネック」状態になると、首から背中にかけての筋肉が常に緊張し、慢性的なこりや痛みにつながるのです。


さらに、姿勢の崩れによって胸やお腹が圧迫され、呼吸が浅くなり、酸素の取り込み量も減少。
集中力や代謝が落ち、疲れが取れにくい状態が続いてしまいます。
こうした悪循環を断ち切るためには、姿勢を意識した生活と、筋肉のバランスを整えるケアが欠かせません。


鍼灸では、肩や背中の緊張をゆるめ、血流を改善することで、こりの根本的な原因にアプローチします。
硬くなった筋肉をやわらげることで、背筋を自然に伸ばしやすくなり、猫背の改善にもつながります。
また、首や肩のこりが軽減されることで、頭の重だるさや眼精疲労の緩和にも効果が期待できます。


自宅でできるセルフケアとしては、

・デスクの高さや椅子の位置を調整する

・1時間に1回は立ち上がって肩を回す

・深呼吸を意識して姿勢をリセットする

・パソコン画面を目の高さに合わせる

といった小さな工夫が大切です。


猫背や肩こりは放置すると、頭痛・腕のしびれ・疲れやすさなどを引き起こすこともあります。
根本から改善するためには、血流や筋肉のバランスを整えることが重要です。


東戸塚鍼灸治療院では、デスクワークによる慢性的な肩こり・猫背姿勢に悩む方に向けて、鍼灸を通じた姿勢改善と血流ケアを行っています。

痛みを抑えるだけでなく、日常生活で正しい姿勢を保ちやすい体づくりをサポートします。


「最近、背中が丸くなってきた気がする」「肩こりが慢性化している」という方は、ぜひ一度ご相談ください。

秋から始める姿勢ケアで、疲れにくく軽やかな毎日を取り戻しましょう。

一覧に戻る