身体の痛み・育児による疲れを改善する

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鍼灸治療院コラム

2025/10/04
院長コラム
【長引く秋の疲れに…慢性疲労と鍼灸の効果】

10月に入り、夏の暑さが落ち着いてきた一方で、「疲れが抜けない」「だるさが続く」といった慢性的な不調を訴える方が増えています。
特に秋は、気温差や気圧の変化に加えて、仕事や生活のリズムの乱れから体に負担がかかりやすい季節です。
このような状態が続くと、単なる疲れではなく「慢性疲労」として体に表れることがあります。




秋に疲れが長引く理由


秋は一日の寒暖差が大きく、体がその変化に対応しようとエネルギーを消耗します。
また、夏の間に蓄積された冷房疲れや睡眠不足も秋口に表面化しやすい時期です。
さらに、仕事や学校など新しい生活リズムに対応しなければならないため、体だけでなく心にもストレスがかかります。
こうした要因が重なり、慢性的な疲労感を引き起こすのです。



慢性疲労のサインとは?


・朝起きても疲れが取れていない


・体が重だるく集中力が続かない


・頭痛や肩こりが頻繁に出る


・睡眠の質が悪く、ぐっすり眠れない


・季節の変わり目に体調を崩しやすい


これらの症状が続く場合、単なる一時的な疲れではなく、体のバランスが崩れて慢性疲労に陥っている可能性があります。



日常でできる慢性疲労対策


慢性疲労を防ぐには、生活習慣の見直しが欠かせません。


・十分な睡眠をとる:就寝時間を一定にし、睡眠リズムを整えましょう。


・バランスの良い食事:秋は旬の食材を取り入れて、エネルギー補給を意識します。


・軽い運動やストレッチ:血流を促し、疲労物質を溜めにくくする効果があります。


・入浴習慣を持つ:ぬるめのお湯に浸かることでリラックス効果が高まり、疲労回復につながります。



鍼灸でできる慢性疲労ケア


鍼灸は血流を改善し、筋肉のこわばりを和らげることで体の疲れを解消する効果が期待できます。
また、自律神経の働きを整える作用もあり、睡眠の質改善や精神的なリフレッシュにもつながります。

特に秋は、夏に蓄積されたダメージが表面化しやすいため、早めに鍼灸ケアを取り入れることで疲労を和らげ、冬に向けて体を整える準備ができます。



秋に入ってから続く「疲れが抜けない」「体がだるい」といった慢性疲労は、生活習慣や気候変化が原因となっていることが多いです。
放置すると体調不良が悪化し、日常生活に支障をきたすこともあります。
生活習慣の工夫とともに、鍼灸を取り入れることで、根本から疲労を和らげるサポートが可能です。


疲れが長引いていると感じたら、ぜひ一度東戸塚鍼灸治療院にご相談ください。

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