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鍼灸治療院コラム

2025/07/13
院長コラム
【アレルギー症状が夏に悪化?その意外な理由と対策法】

「花粉の季節は終わったのに鼻がムズムズする」「目のかゆみやくしゃみが止まらない」「肌荒れや湿疹が長引いている」――夏に入ってからこのようなアレルギー症状に悩まされていませんか?


一般的にアレルギーというと春や秋のイメージが強いですが、実は7月のような真夏にも、症状が悪化しやすい時期なのです。
その原因は、暑さ・湿度・冷房環境・ハウスダスト・ダニなど、日常生活に潜むさまざまな要因にあります。


まず、気温と湿度が高い夏は、ダニやカビが発生しやすい季節。
寝具やカーペット、エアコン内部に潜むアレルゲンが、知らず知らずのうちに症状を引き起こしていることがあります。
特にエアコンを久しぶりに使い始めた際には、内部に溜まったほこりやカビが空気中に舞いやすくなるため、注意が必要です。


また、夏場の屋内は、冷房による空気の乾燥や冷えが原因で、鼻やのどの粘膜が弱まり、外部刺激に過敏になることも。
冷たい飲み物や冷房の効きすぎによって、体の防御機能が低下しやすく、くしゃみや鼻水、目のかゆみといった症状が出やすくなるのです。


さらに、夏は紫外線や汗による皮膚への刺激も増加します。
これがアトピー性皮膚炎や湿疹を持つ方には大きな負担となり、肌荒れ・かゆみの悪化につながるケースも多く見られます。


では、夏のアレルギー症状を和らげるために、どんな対策ができるのでしょうか?


まずは、生活環境の見直しが重要です。
エアコンのフィルターは定期的に掃除をし、寝具やカーテンなどもこまめに洗濯して清潔を保ちましょう。
加湿器などで室内の乾燥を防ぐことも、粘膜を守るうえで有効です。


また、肌トラブル対策には、汗をかいたらすぐに拭く・シャワーで流す・低刺激の保湿剤を使うといった、丁寧なスキンケアが欠かせません。


そして、慢性的にアレルギー症状が出やすい方には、鍼灸施術で体調を整えることも有効です。


東戸塚鍼灸治療院では、自律神経と免疫バランスの乱れをやさしく整え、アレルギー症状の根本改善を目指すサポートを行っています。

夏に悪化するアレルギー症状でお悩みの方へ。東戸塚鍼灸治療院が、環境と体調の両面から不調をやわらげるお手伝いをいたします。

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