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鍼灸治療院コラム

2025/05/21
院長コラム
【5月はぎっくり腰に要注意!予防と応急処置の東洋医学的アドバイス】

気温が安定しない5月は、体調を崩しやすく、特に「ぎっくり腰(急性腰痛)」に注意が必要な時期です。
東戸塚鍼灸治療院では、ぎっくり腰の予防と応急対応について、東洋医学の視点からアドバイスを行っています。


5月は、寒暖差が大きくなることが多く、自律神経が乱れがちです。
その影響で筋肉が緊張しやすくなり、腰まわりの血流が悪化することで、急な動作や軽い動きでもぎっくり腰を引き起こしやすくなります。
特に、朝晩の冷え込みや長時間のデスクワーク、ガーデニングなどの中腰姿勢が原因になるケースが多く見られます。


ぎっくり腰を予防するには、まず日頃から体を冷やさないことが大切です。
特に朝のストレッチや軽い体操を取り入れることで、筋肉の柔軟性を保ち、腰にかかる負担を減らせます。
また、無理な姿勢を避け、重い物を持ち上げる際は膝を使うよう心がけましょう。


もし急にぎっくり腰になってしまった場合は、まず安静を心がけ、冷やすか温めるかを迷った際は、初期段階では冷却が基本です。
炎症が落ち着いてきたら、温めることで血流を促し、回復を助けます。ただし、自己判断が難しい場合は無理をせず、早めに専門家に相談しましょう。


東洋医学では、ぎっくり腰は「気血の滞り」や「寒湿の侵入」によるものと捉え、体全体のバランスを整えることを重視します。
当院では、鍼灸治療を通じて腰だけでなく、自律神経や内臓の働きも整え、再発予防にも力を入れています。


ぎっくり腰は一度なるとクセになりやすいため、日々のケアが重要です。
5月は季節の変わり目。体の声に耳を傾け、無理のない生活を心がけることが、腰痛予防につながります。

腰に違和感を感じたら、早めの対処が肝心です。ぎっくり腰にお悩みの方は、東戸塚鍼灸治療院までご相談ください。

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