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鍼灸治療院コラム

2026/05/07
院長コラム
【眠りが浅い原因は?自律神経と睡眠の深い関係】

「しっかり寝たはずなのに疲れが取れない」「夜中に何度も目が覚める」など、眠りの浅さに悩む方が増えています。
こうした不調の背景には、自律神経の乱れが深く関係している可能性があります。
今回は、眠りが浅くなる原因と自律神経との関係について詳しく解説します。



自律神経とは、体の機能を無意識にコントロールしている神経で、「交感神経」と「副交感神経」の2つに分かれます。
日中は活動モードの交感神経が優位になり、夜になるとリラックスモードの副交感神経が優位になることで、自然な眠りへと導かれます。
しかし、この切り替えがうまくいかないと、寝つきが悪くなったり、眠りが浅くなったりするのです。


現代人の生活は、自律神経のバランスを崩しやすい要因にあふれています。
例えば、長時間のスマートフォンやパソコンの使用によるブルーライト、仕事や人間関係のストレス、不規則な生活リズムなどが挙げられます。
特に就寝前の強い光刺激は、脳を覚醒させてしまい、交感神経が優位な状態を長引かせてしまいます。


また、季節の変わり目である5月は、環境の変化や寒暖差により自律神経が乱れやすい時期です。
新生活の疲れが蓄積しやすく、「なんとなく眠りが浅い」と感じる方も少なくありません。このような時期には、意識的に自律神経を整えることが重要です。


では、眠りを深くするためにはどうすればよいのでしょうか?
まず大切なのは、生活リズムを整えることです。
毎日同じ時間に寝起きすることで、体内時計が安定し、自律神経の切り替えもスムーズになります。
また、寝る前は照明を落とし、スマートフォンの使用を控えることで、副交感神経が優位になりやすい環境を作ることができます。


さらに、軽いストレッチや深呼吸も効果的です。
ゆっくりとした呼吸は副交感神経を刺激し、心身をリラックス状態へ導きます。
ぬるめのお風呂にゆっくり浸かるのもおすすめです。体温の自然な低下が眠気を誘い、より深い睡眠につながります。



眠りの質は、日々の体調やパフォーマンスに大きく影響します。
眠りが浅い状態が続く場合は、単なる疲れではなく、自律神経の乱れが原因となっている可能性も考えられます。
日常生活の見直しとともに、身体全体のバランスを整えるケアを取り入れることで、より質の高い睡眠を目指していきましょう。

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