身体の痛み・育児による疲れを改善する

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鍼灸治療院コラム

2024/12/21
院長コラム
【肩こりの若年化と対処方法】

近年、肩こりは中高年だけの悩みではなく、若い世代にも広がっています。
その背景には、生活習慣や仕事環境の変化が大きく影響しています。
特にデスクワークやスマートフォンの長時間使用が、若年層の肩こり増加の一因として挙げられます。
今回は、肩こりの若年化の原因と、効果的な対処方法について解説します。


肩こりの若年化が進む原因

1.デジタル機器の普及

スマートフォンやタブレットを頻繁に使用することで、首や肩の筋肉が長時間緊張状態になります。
特に、うつむいた姿勢が続く「テキストネック」は、肩こりや首の痛みを引き起こす原因として注目されています。

2.運動不足

学業や仕事で座りっぱなしの時間が増える一方で、体を動かす機会が減っています。
運動不足は筋力低下を招き、肩や首周りの血行不良を悪化させる要因となります。

3.ストレス

若年層にもストレスを感じる場面が増え、精神的な緊張が肩こりに繋がるケースが多く見られます。
特に、受験や就職活動、キャリア形成のプレッシャーが大きな影響を与えています。


効果的な対処方法

1.正しい姿勢を意識する

肩こりを予防・緩和するには、まず正しい姿勢を保つことが重要です。
椅子に深く座り、背筋を伸ばし、頭を真っ直ぐ保つことで肩への負担を軽減できます。また、スマートフォンを使用する際は、目の高さに持ち上げ、首が前に傾かないように心掛けましょう。

2.こまめなストレッチと運動

長時間同じ姿勢でいると筋肉が硬くなるため、1時間に1回は軽いストレッチを行いましょう。
肩を回したり、首をゆっくり動かすことで血行を促進できます。また、ウォーキングやヨガといった全身運動もおすすめです。

3.適切な休息とリラクゼーション

十分な睡眠を取り、ストレスをためないことが重要です。
湯船に浸かることで体を温め、リラックスする時間を確保しましょう。これにより、筋肉の緊張がほぐれやすくなります。



東戸塚鍼灸治療院の取り組み

当院では、肩こりの根本的な原因を探り、一人ひとりに合ったケアを提案しています。
鍼灸治療は、血行を促進し、筋肉の緊張を和らげる効果が期待できます。また、肩こりだけでなく、自律神経のバランスを整えることで心身の調和を図ります。

肩こりの悩みを早めに解消し、快適な毎日を過ごしましょう。

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