身体の痛み・育児による疲れを改善する

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鍼灸治療院コラム

2024/08/22
院長コラム
【夏の運動不足が招く腰痛対策】

暑い日が続き、なかなか外に出る機会が少ない夏。
運動不足を感じている方も多いのではないでしょうか?
運動不足は、様々な体の不調を引き起こしますが、特に気になるのが腰痛です。
今回は、夏の運動不足が原因となる腰痛について、そのメカニズムと具体的な対策方法をご紹介します。




なぜ夏に腰痛が増えるのか?


夏は、暑さのために運動量が減り、身体を動かす機会が少なくなりがちです。
特に、冷房の効いた室内で長時間同じ姿勢で過ごしていると、筋肉が硬くなり、血行が悪くなってしまいます。
その結果、腰に負担がかかり、痛みを感じやすくなるのです。


また、夏は水分をたくさん失いがちで、身体が脱水状態になりやすくなります。
水分が不足すると、椎間板というクッションの役割を果たす部分が乾燥してしまい、弾力性が失われて腰痛を引き起こす可能性も高まります。



夏の腰痛対策

では、夏の運動不足による腰痛を防ぐためには、どのような対策をすればよいのでしょうか。


1. 適度な運動を心がける

運動不足を解消するためには、適度な運動を心がけることが大切です。
ウォーキングや軽いジョギング、水泳など、無理のない範囲で体を動かす習慣をつけましょう。
ただし、激しい運動はかえって腰に負担をかけてしまうため、注意が必要です。


2. 正しい姿勢を意識する

普段から正しい姿勢を意識することも重要です。
猫背や反り腰は、腰に負担をかけやすく、痛みを引き起こす原因となります。
椅子に座るときは、背もたれにしっかりと寄りかかり、腰を支えるようにしましょう。
立つときは、顎をひき、背筋を伸ばし、肩の力を抜くように心がけましょう。


3. 規則正しい生活を送る

睡眠不足や不規則な生活は、体の回復を妨げ、腰痛を悪化させる可能性があります。
質の高い睡眠をしっかりと取り、規則正しい生活を送るようにしましょう。


4. 冷暖房の使いすぎに注意する

冷房や暖房の使いすぎは、体温調節機能を低下させ、筋肉を緊張させやすくなります。
室温を適切に保ち、こまめに休憩を取りながら、体を冷やしすぎたり温めすぎたりしないように注意しましょう。


5. ストレッチを習慣化する

ストレッチは、筋肉の柔軟性を高め、血行を促進する効果があります。
特に、腰回りの筋肉をしっかりと伸ばすことで、腰痛の予防や改善に繋がります。


東戸塚鍼灸治療院でできること

当院では、一人ひとりの症状に合わせて、鍼灸治療や骨盤調整など、様々な施術を行います。
腰痛でお悩みの方は、お気軽にご相談ください。




夏の運動不足は、腰痛を引き起こす大きな原因の一つです。
しかし、適切な対策を行うことで、腰痛を予防したり、改善したりすることができます。
ぜひ、ご自身の生活習慣を見直し、健康な体を目指しましょう。

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