身体の痛み・育児による疲れを改善する

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鍼灸治療院コラム

2025/12/31
院長コラム
【新年を元気に迎えるために — 冬の身体ケア】

年末を迎えると、仕事や家事、大掃除などで忙しくなり、気づかないうちに身体に疲れをため込んでしまう方が増えてきます。
特に12月は寒さが厳しくなり、血行不良や冷え、自律神経の乱れが起こりやすい時期です。
これらを放置したまま年を越してしまうと、年明けにだるさや不調を感じやすくなるため、今のうちから冬の身体ケアを意識することが大切です。



冬は気温の低下により筋肉が緊張しやすく、肩こりや腰の重さ、首の違和感などが強く出やすくなります。
また、寒さによって内臓の働きも低下しやすく、胃腸の不調や食欲不振、疲れが抜けにくい状態になることも少なくありません。
さらに、日照時間の短さや生活リズムの乱れは、自律神経に影響を与え、睡眠の質の低下や慢性的な疲労感につながることがあります。


年末の身体ケアで意識したいポイントは、「冷やさない」「ため込まない」「整える」の3つです。
入浴でしっかり身体を温め、血流を促すことは基本ですが、表面的な温かさだけでなく、深部までリラックスさせることが重要です。
また、疲労や緊張を年内にリセットすることで、新しい年を軽やかな状態で迎えやすくなります。


鍼灸治療は、身体全体のバランスを整え、緊張した筋肉をゆるめながら血流や自律神経の働きをサポートするケアとして、冬の時期にもおすすめです。
定期的なメンテナンスを行うことで、冷えやコリ、疲れにくい身体づくりにつながります。


一年の締めくくりに、自分の身体と向き合う時間をつくることは、来年を元気に過ごすための第一歩です。
冬の不調を我慢せず、早めのケアで心身ともに整え、健やかな新年を迎えましょう。

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