身体の痛み・育児による疲れを改善する

column

鍼灸治療院コラム

2025/12/30
院長コラム
【寒い年末、寝不足・疲労に負けないための鍼灸活用法】

12月の年末は、寒さの本格化に加え、仕事の追い込みや大掃除、忘年会などで生活リズムが乱れやすい時期です。
「寝不足が続いて疲れが取れない」「朝から体が重い」「年末になると体調を崩しやすい」と感じている方も多いのではないでしょうか?
こうした年末特有の不調には、鍼灸による体調管理が効果的です。


寒さが厳しくなると、体は熱を逃がさないよう筋肉が緊張し、血流が滞りやすくなります。
その結果、疲労物質が溜まりやすくなり、睡眠の質も低下しがちです。
さらに、年末の忙しさによる精神的ストレスが重なることで、自律神経のバランスが乱れ、眠りが浅くなったり、寝ても疲れが抜けない状態に陥りやすくなります。


鍼灸は、こうした「冷え・疲労・睡眠の乱れ」が複合的に絡み合った状態に対し、身体全体の巡りを整える施術です。
体の深部にやさしく働きかけることで血行を促し、筋肉の緊張を和らげるため、施術後に「体が温まった」「呼吸が楽になった」と感じる方も少なくありません。
結果として、夜のリラックス状態が高まり、自然な眠りにつながりやすくなります。


また、年末は「疲れているのに休めない」という状態が続きやすい時期です。
鍼灸による定期的なケアは、疲労をため込む前にリセットする役割も期待できます。
体調を整えておくことで、大晦日から年始を比較的楽な状態で迎えられるのも大きなメリットです。


寒い年末を元気に乗り切るためには、「無理をしないこと」と「早めのケア」が重要です。
寝不足や疲労を感じた段階で鍼灸を取り入れることで、年末年始を快適に過ごすための土台作りにつながります。
今年の疲れは早めに整え、健やかな気持ちで新年を迎えましょう。

一覧に戻る