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神奈川県横浜市戸塚区の鍼灸治療院
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梅雨に入ってから、「腰の重だるさが気になる」「朝起きると腰がこわばっている」「雨の日は特に痛みが強い」といった腰の不調を訴える方が増えています。
実はこの時期、湿度と気温差の影響によって、腰痛が悪化しやすくなる傾向があります。
6月は気圧が不安定で、晴れの日と雨の日の差が激しくなりやすい季節です。
この変化は、私たちの体にもストレスとして影響します。
特に、筋肉や関節まわりの血流が悪くなることで、痛みやこわばりが出やすくなります。
湿度が高い日は体内の水分代謝も滞りやすく、腰まわりが重く感じられたり、鈍い痛みを感じることもあります。
さらに、この時期は活動量が落ちやすく、運動不足による筋力低下も腰痛を引き起こす一因となります。
雨で外出を控えがちになったり、冷房の効いた室内で長時間同じ姿勢をとることが増えると、腰に負担がかかりやすくなるのです。
特にデスクワークの方は、座りっぱなしによる血行不良が腰痛を悪化させやすいため注意が必要です。
では、6月の腰痛を少しでも楽にするにはどうすればよいのでしょうか?
まず大切なのは、腰を冷やさないことです。
朝晩の冷え込みや冷房による冷えから腰を守るために、腹巻きや薄手のブランケットなどを活用しましょう。
薄着で過ごす際も、腰まわりだけはしっかりカバーすることがポイントです。
次に意識したいのが、日常のちょっとした運動です。
激しい運動をする必要はありません。
朝や仕事の合間に軽くストレッチをしたり、歩く時間を意識的に増やしたりするだけでも、筋肉がやわらぎ、血流が良くなります。
特に股関節や骨盤まわりを動かす運動は、腰の負担を軽減するのに効果的です。
また、長時間座っている方は、こまめに姿勢を変える習慣をつけましょう。
30〜60分に一度は立ち上がり、軽く体を動かすことで、腰への負担を減らすことができます。
入浴もおすすめです。
シャワーで済ませずに湯船につかることで、腰まわりの血行が改善され、筋肉の緊張もやわらぎます。
毎日のケアが、痛みの予防と軽減につながります。
梅雨の時期の腰痛は、一時的なものと思われがちですが、放っておくと慢性化する可能性もあります。
痛みや違和感を感じたら、早めにケアを始めましょう。
生活習慣を見直すだけでも、腰の状態は大きく変わってきます。