身体の痛み・育児による疲れを改善する

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鍼灸治療院コラム

2025/06/03
院長コラム
【湿気で悪化する「関節痛」に鍼灸ができること】

6月の梅雨の季節になると、「関節が重だるい」「古傷が痛む」といった声をよく耳にします。
これは、湿気の多い環境が体内の水分代謝に影響を与え、関節のまわりに余分な水分がたまりやすくなることが一因と考えられています。
その結果、動かしづらさや痛みが増し、日常生活にも支障をきたすことがあります。


特に、膝や腰、手首などは体重がかかりやすく、湿気の影響を受けやすい部位です。
長年同じ部位に痛みがある場合、気候の変化に反応しやすくなっていることが多く、症状が慢性化しやすい傾向にあります。


鍼灸治療では、血流の改善と筋肉の緊張緩和を通じて、関節まわりの滞りを整えることが可能です。
体の内側からのバランスを取り戻すことで、湿気の影響を受けにくい体づくりを目指します。


また、適度な運動や入浴習慣など、生活の中でできる対策も合わせて行うと、より効果的です。
痛みがひどくなる前に、早めのケアを行うことが関節の健康を守る鍵になります。


関節痛に悩む多くの方が、鍼灸によって症状の軽減を実感しています。
梅雨の時期に痛みが強くなるという方は、ぜひご相談ください。

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