身体の痛み・育児による疲れを改善する

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鍼灸治療院コラム

2025/06/01
院長コラム
【雨の日が続くと眠れない?梅雨と自律神経の関係】

6月は梅雨の時期。
雨が続くと、なんとなく気分が落ち込んだり、夜に眠れなくなったりする方が増えてきます。
この不調の原因のひとつが「自律神経の乱れ」です。


自律神経は、体温調整や睡眠、内臓の働きなどをコントロールする大切な神経です。
天候の変化、特に気圧の低下や湿度の上昇は、この自律神経に影響を与えやすく、バランスを崩しやすくなります。
その結果、交感神経と副交感神経の切り替えがうまくいかず、「眠れない」「だるい」「やる気が出ない」といった症状があらわれます。


鍼灸治療は、この自律神経のバランスを整えることが可能です。
鍼やお灸を使って全身の気の流れを整え、神経系の働きを穏やかに整えることで、自然と心身がリラックスし、眠りにつきやすくなります。


また、ツボへの刺激によって血流も改善されるため、冷えやむくみなどの梅雨時特有の症状にも対応できます。
鍼灸は薬に頼らず、自分の治癒力を引き出す自然療法ですので、副作用の心配も少なく、安心して受けていただけます。


雨の日が続いて不調を感じている方は、自律神経の乱れを疑い、ぜひ一度鍼灸治療を試してみてはいかがでしょうか?
梅雨を快適に過ごすヒントが、東洋医学の中にあるかもしれません。

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