身体の痛み・育児による疲れを改善する

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鍼灸治療院コラム

2025/05/28
院長コラム
【動悸・息切れが気になる…自律神経との関係と対策】

5月は新生活や気温の変化により、自律神経が乱れやすい時期です。
その影響として、「急に心臓がドキドキする」「少し動いただけで息切れがする」といった症状に悩まれる方が増えています。
これらの症状は心臓や肺の病気による場合もありますが、検査で異常が見つからないときは、自律神経のバランスが関係している可能性があります。


自律神経は、私たちの体内環境を24時間調整し続けている重要な神経です。
交感神経と副交感神経の2つがあり、ストレスや生活習慣の乱れ、気候の変化などが原因でそのバランスが崩れると、心拍数や呼吸に影響が出やすくなります。
特に春から初夏にかけての時期は、寒暖差や気圧の変化が激しいため、自律神経が過剰に働きやすく、動悸や息切れといった症状が現れやすいのです。


また、長時間のスマートフォン使用や睡眠不足、栄養の偏りも、自律神経の乱れを引き起こす一因です。
動悸や息切れを感じる方は、まず生活リズムを整えることが大切です。
朝は太陽の光を浴びて体内時計をリセットし、夜はリラックスできる時間を持つことで、自律神経が安定しやすくなります。


さらに、深い呼吸を意識して行うことも効果的です。
浅い呼吸が続くと交感神経が優位になりやすいため、ゆったりとした呼吸を心がけることで、副交感神経が働きやすくなります。
軽いウォーキングやストレッチなど、無理のない運動を習慣づけるのもおすすめです。


東戸塚鍼灸治療院では、自律神経の乱れからくる症状に着目した施術を行っています。
原因がはっきりしない不調にお悩みの方も、まずはご自身の体の状態を見つめ直すことから始めてみましょう。
早めのケアが、快適な毎日への第一歩となります。

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