身体の痛み・育児による疲れを改善する

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鍼灸治療院コラム

2025/03/11
院長コラム
【東日本大震災から14年:心身のケア、鍼灸でできること】

2011年3月11日に発生した東日本大震災から、今年で14年が経ちます。あの日を境に、私たちの生活は大きく変化しました。
地震、津波、そして原発事故。想像を絶する出来事は、多くの人々の心身に深い傷跡を残しました。


震災から年月が経過しても、心の傷が癒えず、体調不良に悩まされる方は少なくありません。
PTSD(心的外傷後ストレス障害)やうつ病、睡眠障害、慢性的な痛みなど、症状は多岐にわたります。これらの症状は、日常生活に支障をきたし、QOL(生活の質)を著しく低下させる可能性があります。


鍼灸は、このような心身の不調に対して、有効な手段の一つとなり得ます。
鍼灸治療は、身体のバランスを整え、自己治癒力を高めることで、心身の回復を促します。


具体的には、鍼灸治療は以下の効果が期待できます。

・自律神経の調整: ストレスや不安によって乱れた自律神経を整え、心身のリラックスを促します。

・血行促進: 全身の血行を促進し、筋肉の緊張を緩和することで、痛みの軽減や疲労回復を促します。

・心身の安定: 心身のバランスを整えることで、睡眠の質の向上や気分の安定を促します。

当院では、患者様一人ひとりの症状や体質に合わせたオーダーメイドの鍼灸治療を提供しています。
心身の不調でお悩みの方は、お気軽にご相談ください。


震災から14年。私たちは、過去の出来事を風化させることなく、未来に向けて歩み続けることが大切です。
鍼灸治療を通じて、皆様の心身の健康をサポートし、穏やかな日々を送るためのお手伝いをさせていただければ幸いです。

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