身体の痛み・育児による疲れを改善する

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鍼灸治療院コラム

2025/01/07
院長コラム
【冷え性による不妊?体質改善で温活を】

厳しい寒さが続く冬。手足が冷え切ったり、体が重く感じたり、冷え性で悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
実は、この冷えが、女性にとって深刻な問題を引き起こす可能性があることをご存知ですか?

冷え性は、単に寒いと感じることだけを指すものではありません。
体内の血流が悪くなり、各器官に十分な酸素や栄養が行き渡らない状態です。
特に、女性の場合、子宮や卵巣は冷えの影響を受けやすく、これが不妊の原因の一つとなる可能性があるのです。



冷えが引き起こす不妊の原因

冷えによって、子宮や卵巣の機能が低下し、以下のような問題が起こる可能性があります。

・卵子の質低下: 卵子は低温環境下では質が低下し、受精しにくくなったり、着床しにくくなったりします。

・ホルモンバランスの乱れ: 冷えは、女性ホルモンの分泌を乱し、生理不順や排卵障害を引き起こすことがあります。

・免疫力の低下: 体が冷えると免疫力が低下し、感染症にかかりやすくなったり、子宮内膜症などの病気のリスクが高まる可能性があります。


冷え性改善で温活を始めよう!

冷え性による不妊を防ぐためには、体の中から温める「温活」が大切です。
温活は、冷え性改善だけでなく、基礎代謝を上げ、免疫力向上にもつながります。

温活の方法

・食事: 生姜、ネギ、シナモンなど体を温める食材を積極的に摂り入れましょう。また、冷たい飲み物を避け、温かい飲み物をこまめに飲むことも効果的です。

・入浴: 38~40℃程度のぬるめのお湯にゆっくりと浸かり、体を芯から温めましょう。特に、半身浴は子宮を温めるのに効果的です。

・運動: 適度な運動は血行を促進し、体を温める効果があります。ウォーキングやヨガなどがおすすめです。

・睡眠: 十分な睡眠をとることで、自律神経を整え、体の機能を正常に保ちます。

・服装: 薄着を長時間続けたり、冷房の効きすぎに注意し、体を冷やさないようにしましょう。


東戸塚鍼灸治療院でできること

当院では、体質改善を目指し、一人ひとりに合った鍼灸治療を行っております。
鍼灸は、経絡(けいらく)という経路に沿って鍼を刺すことで、気の流れを整え、体のバランスを整える治療法です。
冷え性改善だけでなく、不妊治療のサポートとしても、鍼灸は有効な手段の一つです。

冷え性でお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。あなたに合った温活の方法や、鍼灸治療についてご説明いたします。



冷え性は、放っておくと不妊の原因となる可能性があります。
体の中から温める「温活」を意識し、健康な体づくりを目指しましょう。
当院では、鍼灸治療を通して、あなたをサポートいたします。

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