身体の痛み・育児による疲れを改善する

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鍼灸治療院コラム

2024/11/23
院長コラム
【坐骨神経痛の緩和に鍼灸が役立つ理由】

11月に入り、朝晩の冷え込みが厳しくなり、私たちの体は変化を求められています。
そんな中、腰から足にかけての痛みやしびれに悩まされている方がいるかもしれません。それが「坐骨神経痛」です。
坐骨神経痛は、日常生活に大きな支障をきたし、QOLの低下にもつながる可能性のある疾患です。
今回は、坐骨神経痛の緩和に鍼灸が役立つ理由についてご説明します。


坐骨神経痛は、腰椎椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症など、様々な原因によって引き起こされます。
坐骨神経が圧迫されることで、臀部から太もも、ふくらはぎにかけて痛みやしびれといった症状が現れます。
これらの症状は、長時間のデスクワークや、重いものを持ち上げる、不適切な姿勢など、日常的な動作によって悪化することがあります。


坐骨神経痛の治療には、薬物療法や物理療法など、様々な方法がありますが、鍼灸治療も有効な手段の一つとして注目されています。
鍼灸治療は、身体の経絡という経路に沿って鍼を施術したり、お灸を据えたりすることで、身体のバランスを整え、自然治癒力を高める治療法です。


鍼灸治療が坐骨神経痛に効果的な理由は、いくつか考えられます。

・血行促進効果: 鍼を刺すことで、局所の血行が促進され、筋肉の緊張が緩和されます。血行が改善されることで、痛みや痺れを引き起こしている神経への圧迫が軽減され、症状の緩和が期待できます。

・鎮痛効果: 鍼灸治療は、脳内物質の分泌を促し、痛みを抑制する効果があります。また、鍼の刺激によって、痛みを感じる神経の働きを抑制する効果も期待できます。

・自律神経の調整: 坐骨神経痛は、ストレスや生活習慣の乱れなどによって、自律神経のバランスが崩れることが原因となることもあります。鍼灸治療は、自律神経のバランスを整え、身体全体の機能を改善する効果が期待できます。



東戸塚鍼灸治療院では、一人ひとりの体質や症状に合わせて、鍼灸治療を行います。
坐骨神経痛の症状だけでなく、日常生活での過ごし方や食生活などについても詳しくお聞きし、より効果的な治療を提供いたします。

坐骨神経痛は、放置しておくと慢性化し、日常生活に大きな支障をきたす可能性があります。
もし、坐骨神経痛でお悩みでしたら、一度東戸塚鍼灸治療院にご相談ください。

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