身体の痛み・育児による疲れを改善する

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鍼灸治療院コラム

2025/11/26
院長コラム
【冷えと肩こり・首こりの悪循環を断つ方法】

11月は日ごとに気温が下がり、朝晩は冷え込みが強まる時期です。
すると増えてくるのが 肩こり・首こり。実は、この季節のこり症状は“冷え”と深く関係しています。
体が冷えることで血流が低下し、筋肉が固まりやすくなるため、首や肩に張りや痛みが起こりやすくなるのです。


冷えによる肩こり・首こりの特徴は、

・朝起きた際に特に重く感じる

・デスクワーク中に痛みが増しやすい

・肩や首を触るとひんやり冷たい

といったサインが現れます。
これは、気温が低くなることで血管が収縮し、筋肉に十分な酸素が届けられない状態が続くためです。
筋肉が硬くなると血流がさらに悪化し、こりが慢性化する“悪循環”に陥ってしまいます。


日常生活でできる対策としては、

・ストールやネックウォーマーで首を冷やさない

・入浴でしっかり温める(シャワーのみは避ける)

・長時間同じ姿勢を続けない

・軽めのストレッチを習慣化する

といった「温める」「動かす」ケアが効果的です。


しかし、セルフケアだけでは解消しきれない頑固な肩こりや頭痛、首の張りに悩む方は少なくありません。
こうしたケースでは、血流を改善し筋肉の緊張をゆるめる専門的な施術が必要です。


東戸塚鍼灸治療院では、冷えによる筋肉の強いこわばりや血行不良に対して、鍼灸で深層の筋肉にアプローチし、固まった筋肉を緩めて循環を促します。
温熱刺激が広がることで、つらい肩こりや首の重さがやわらぎ、頭痛・眼精疲労の軽減にもつながります。


さらに、冷えによる疲労感が強い方には、酸素カプセルとの併用もおすすめです。
酸素供給を高めることで筋肉の回復が促され、全身の巡りが整いやすくなります。


11月は気温差や冷えで体調が崩れやすい時期。
肩こり・首こりが悪化する前に、早めのケアで冬に向けて体を整えていきましょう。

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