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神奈川県横浜市戸塚区の鍼灸治療院
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秋は一年の中でも天候の変化が大きい季節です。
台風の接近や秋雨前線の停滞、急激な寒暖差などにより、体調を崩す方が増えてきます。
特に近年注目されているのが「気象病」と呼ばれる症状です。
これは気圧や気温、湿度の変化によって引き起こされる不調の総称で、頭痛や頭重感、めまい、倦怠感などが代表的です。
その中でも「頭重感」は日常生活の集中力や仕事の効率に大きく影響し、多くの方が悩まされる症状の一つです。
気象病による頭重感の原因
気象病で頭重感が出やすい理由の一つに、自律神経の乱れがあります。
気圧が低下すると副交感神経が優位になり、体がだるく感じたり、頭部の血管が拡張して重だるさを感じやすくなります。
また、気温や湿度の急な変化は血流の停滞を招き、首や肩の筋肉がこわばることで頭部への血流が滞り、頭重感を悪化させるのです。
さらに、秋は日照時間が減るため体内時計が乱れやすく、ホルモン分泌や睡眠リズムにも影響を及ぼします。
これらの要因が重なることで「なんとなく頭が重い」「常にスッキリしない」といった症状が続きやすくなります。
鍼灸が有効な理由
鍼灸治療は、このような気象病による頭重感に対して有効なアプローチの一つです。
鍼灸には血流を改善し、滞った循環を整える効果が期待できます。
首や肩周りの筋肉の緊張を緩めることで、頭部への血流をスムーズにし、重だるさを軽減させます。
また、自律神経のバランスを整える点でも鍼灸は注目されています。
特定のツボに刺激を与えることで交感神経と副交感神経の切り替えがスムーズになり、天候の変化に左右されにくい体質づくりをサポートします。
特に気圧変化に敏感な方や慢性的に頭重感を感じる方には、定期的な施術が予防的なケアとしても役立ちます。
自宅でできるセルフケア
鍼灸治療と合わせて、日常生活でのセルフケアも大切です。
・温める習慣:首や肩を冷やさないようにストールやネックウォーマーを活用すると効果的です。
・規則正しい生活:睡眠不足や不規則な生活は自律神経を乱す大きな要因となるため、早寝早起きを意識しましょう。
・軽い運動:ウォーキングやストレッチで血流を促すことも頭重感の予防につながります。
秋の天候不順に伴う「気象病」と頭重感は、多くの方が経験する不調です。
放置してしまうと頭痛やめまい、集中力低下などにもつながりやすいため、早めのケアが大切です。
鍼灸は血流改善や自律神経の調整に効果が期待でき、つらい頭重感を和らげるだけでなく、季節の変化に強い体をつくるサポートとなります。
秋の不安定な気候に体調を左右されやすい方は、鍼灸を取り入れて心身のバランスを整えてみてはいかがでしょうか。