身体の痛み・育児による疲れを改善する

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鍼灸治療院コラム

2025/09/23
院長コラム
【秋分の日に意識したい心と体のバランスケア】

9月23日は秋分の日。昼と夜の長さがほぼ同じになる特別な日であり、季節の大きな節目でもあります。
気温が下がり始め、朝晩の冷え込みが増すこの時期は、心身に微妙な変化が表れやすいタイミングです。
「体がだるい」「やる気が出ない」「肩こりや頭痛が増える」など、ちょっとした不調を感じている方も多いのではないでしょうか。
今回は、秋分の日に意識したい心と体のバランスケアについて解説します。



秋分の時期に起こりやすい不調


・自律神経の乱れ

昼夜の長さが変化することで、体内リズムが影響を受けやすくなります。
特に睡眠の質が低下したり、だるさや倦怠感につながりやすい時期です。


・冷えや血流不足

夏の疲れが残っている状態で朝晩が冷えると、血流が滞りやすくなり、肩こりや腰痛を悪化させることがあります。


・気分の落ち込み

日照時間の減少は気持ちにも影響します。気分が沈んだり集中力が下がるのも、この季節の特徴です。



バランスを整えるためのセルフケア


1.生活リズムを安定させる

秋分を境に日が短くなるため、就寝時間を意識的に整えましょう。
十分な睡眠が自律神経の安定につながります。


2.適度な運動を取り入れる

ウォーキングやストレッチなど、軽い運動で血流を促すことが大切です。
特に朝の散歩は体内時計を整える効果もあります。


3.食事で体を温める

冷たい飲み物や生ものを控え、温かいスープや根菜類を取り入れると、冷え対策に有効です。


4.呼吸を意識する

深くゆっくりとした呼吸は、自律神経を整えリラックス効果を高めます。
特に夜寝る前の呼吸法は、質の良い睡眠に役立ちます。


鍼灸でできる心と体のケア


東戸塚鍼灸治療院では、秋分の時期に増える自律神経の乱れや血流不足にアプローチする施術を行っています。鍼灸には以下のような効果が期待できます。


・自律神経の調整:施術で副交感神経が優位になり、心身が落ち着きやすくなります。


・血流改善:滞った血流を促進し、肩こりや頭痛、冷えを和らげます。


・疲労回復:体全体のバランスを整えることで、季節の変わり目に起こりやすい倦怠感を軽減します。



秋分の日は、季節の節目であり心と体の切り替えを意識するのに最適な日です。
生活リズムを整え、運動や食事で体を温めることに加えて、鍼灸ケアを取り入れることで心身のバランスを保ちやすくなります。
秋分の日をきっかけに、自分の体調と向き合い、快適な秋を過ごす準備をしてみませんか。

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