身体の痛み・育児による疲れを改善する

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鍼灸治療院コラム

2025/09/11
院長コラム
【デスクワークによる猫背と首こりの改善法】

長時間のデスクワークは、現代人にとって避けて通れない生活習慣のひとつです。
しかしその一方で、「猫背」と「首こり」という二大不調を引き起こしやすい姿勢が習慣化されやすいのも事実です。
特にパソコンやスマートフォンを使う時間が長い方は、背中が丸まり首が前に突き出す姿勢がクセとなり、肩や首の筋肉に大きな負担をかけてしまいます。


猫背が首こりを招く仕組み


猫背になると背骨の自然なカーブが崩れ、頭の重さを首や肩の筋肉だけで支えるようになります。
人間の頭部はおよそ5kg程度の重さがありますが、猫背の状態ではその負荷が2倍以上に増えることもあり、首こりや肩こりの原因となります。
また、血流が滞ることで目の疲れや頭痛、集中力の低下にもつながります。単なる姿勢の崩れと軽視すると、慢性的な不調を抱える結果になりかねません。


デスクワーク中にできるセルフケア


首こりや猫背を防ぐためには、日常の工夫が欠かせません。


1.座る姿勢を意識する

椅子に深く腰掛け、骨盤を立てるように意識すると背骨のカーブが自然に整います。モニターの高さを目線に合わせることも重要です。


2.1時間に1回は休憩を取る

長時間同じ姿勢を続けることは筋肉に負担をかけます。立ち上がって軽くストレッチをしたり、肩を回すだけでも血流改善につながります。


3.簡単ストレッチを取り入れる

首をゆっくり横や前後に倒す、肩甲骨を寄せるように動かすなど、オフィスでもできる運動を習慣化すると猫背予防に効果的です。


鍼灸による改善アプローチ


セルフケアで一時的に楽になっても、すぐに首こりや猫背が戻ってしまう方も少なくありません。
その場合に有効なのが鍼灸治療です。
鍼灸には筋肉の緊張を和らげ、血流を改善する作用があり、首や肩のこりを根本から軽減する効果が期待できます。
また、自律神経のバランスを整えることで、デスクワークによる眼精疲労や頭痛の改善にもつながります。


東戸塚鍼灸治療院では、患者様一人ひとりの姿勢や生活習慣に合わせた施術を行い、猫背による慢性的な首こりを根本からケアしています。
姿勢改善のアドバイスも含めてサポートするため、再発防止にもつながります。


デスクワークに伴う猫背と首こりは、現代人にとって身近でありながら放置されがちな不調です。
正しい姿勢の意識とこまめなセルフケア、さらに鍼灸による専門的なアプローチを取り入れることで、快適な仕事環境と健康な身体を手に入れることができます。


首こりや猫背にお悩みの方は、東戸塚鍼灸治療院での施術をぜひご検討ください。
日常生活の質を高めるためのサポートをいたします。

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